妖艶な美しさ!食虫植物厳選40種類と不思議な世界の楽しみ方

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食虫植物は虫をとらえて養分にするために独自の進化を遂げた植物で、そのずば抜けた個性的なフォルムと驚異的な動きは、昔から多くの人に衝撃と感動を与えてきました。
最近ではホームセンターや園芸店でも並ぶことが多くなり、その魅力にはまる人も増えてきています。
ただその種類や育て方、そして楽しみ方はあまり知られていません。
ここではそんな謎に満ちた食虫植物の代表種を厳選して40種紹介するとともに、トラップの仕組み、楽しみ方のポイントについても紹介します。
この記事を読むことで、摩訶不思議な食虫植物の世界が一気に広がる事でしょう。

目次
1.謎に迫る!食虫植物の自生地での姿と驚きの生態

1-1.謎に包まれた食虫植物の生態

1-2.食虫植物の代表的な5属

1-3.食虫植物の意外な自生地とその姿

2.食虫植物の種類~不気味なハンター、魅惑の落とし穴など40選~

2-1.不気味なハンター。ハエトリソウ(Dionaea)4選

2-2.魅惑の落とし穴。サラセニア(Sarracenia)7選

2-3.ワイルドな魅力。ネペンテス(Nepenthes)8選

2-4.立ち上がる生命の輝き。モウセンゴケ(Drosera)11選

2-5.可憐な花に見とれる。ムシトリスミレ(Pinguicula)10選

3.【閲覧注意】食虫植物のトラップのメカニズム

3-1.知略の仕掛け!ハエトリソウ

3-2.落ちたら最後!落とし穴方式

3-3.気づいたときはもう遅い!粘着式

4.見とれるほど美しい!幻想的な食虫植物の世界

5.洗練された食虫植物のアレンジ2つのアイデア

6.まとめ
関連記事:『食虫植物の正しい育て方3つのポイントと致命的な5つの勘違い

ハエトリソウ~世界で最も不思議な植物。その驚きの生態と育て方~

1.謎に迫る!食虫植物の自生地での姿と驚きの生態

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食虫植物と聞くと、「ジャングルに生えていて、人や動物を襲う怖い植物に違いない」と思われる方も多いかもしれませんね。
ここでは、その食虫植物の自生地での姿や、特徴、そして植物の分類についてわかりやすく説明していきます。

1-1.謎に包まれた食虫植物の生態

食虫植物とは虫を捕える特殊な器官をもち、捕まえた虫から栄養分を吸収する器官をもった植物のことです。

普通の植物同様、花を咲かせ種を作り、根から養分を吸収する以外に、虫を捕えてその栄養分を吸収できる、特別な植物ともいえます。

栄養の乏しい土地で生きることを余儀なくされた植物が、不足した栄養分を虫をとらえて養分に替えることで、辛い環境を生き抜くために自ら姿を変え発展してきた、たくましい植物でもあります。

1-2.食虫植物の代表的な5属

食虫植物の種類画像

食虫植物の代表種はハエトリソウ属、ネペンテス属、サラセニア属、モウセンゴケ属、ムシトリスミレ属の5つです。

最も有名なのはハエトリソウでしょう。

ハエトリソウは二枚の葉で虫を挟み込んで捕える仕組みを持っています。

ネペンテス、サラセニアは捕虫袋の中に虫を誘い込む落とし穴方式、モウセンゴケやムシトリスミレは粘液を出して飛び込んできた虫を粘着して捕える仕組みを持っています。

1-3.食虫植物の意外な自生地とその姿

食虫植物の仲間は世界中に約600種ほど存在し、オーストラリア、東南アジア、南米コロンビア、アフリカなどに多く自生しています。

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熱帯地方のうっそうと茂るジャングルの奥地に自生しているイメージを持たれがちですが、実際には、沼地や高山帯などに生息している種が多く、ジャングルに生息しているのはネペンテスの一部の種類に限られます。

また、意外に思われるかもしれませんが、日本にも食虫植物は自生しています。

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写真左のモウセンゴケは宮城県より南の関東や、兵庫、四国、九州、沖縄まで、温暖な地域の湿原や田んぼの近くに自生しています。
右のムシトリスミレは国内の自生地として赤城山、日光連山、埼玉秩父、四国の石立山などが有名です。
注意してみないとなかなか気づかないものですね。

つづいては、気になる食虫植物の種類を紹介していきます。

2.食虫植物の種類~不気味なハンター、魅惑の落とし穴など40選~

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ここでは代表5属の中から厳選して40種紹介していきます。普段見慣れない植物の姿とその美しさに、きっと驚かれるはず。
楽しみながらご覧ください。

2-1.不気味なハンター ハエトリソウ(Dionaea)4選

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もっとも有名な食虫植物で学名をディオネアと呼びます。発見された当初は素早い動きで虫を挟み込む姿が人々に驚きと感動を与えました。進化論を提唱したダーウィンもこの植物を「世界で最も不思議な植物」と呼び、その研究に没頭したそうです。

ここではそのハエトリソウの代表的な4タイプを見ていきましょう。

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2-1-1.マスシプラ オールドタイプ

古くから育てられているポピュラーな系統。

2-1-2.ソーティース

葉のとげの部分が、ノコギリのような形をしていることからこの名前が付きました。確かに丸鋸の刃にそっくりです。

2-1-3.シャークティース

今にも噛みつきそうな葉をしたをこの系統は、見た目がサメの歯ということで、そのまま名前になっています。

2-1-4.ディオネア マスシプラ 赤い龍

1996年にアメリカで作り出された赤系統の一つですが、どういうわけか日本語の名前がついています。その名の通り、全身真っ赤な龍のようで見ごたえがあります。

ハエトリソウについては『ハエトリソウ~世界で最も不思議な植物。その驚きの生態と育て方~』でも詳しく掲載しています。興味がある方は覗いてみてください。

2-2.魅惑の落とし穴。サラセニア(Sarracenia)7選

 

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北アメリカのブナ林などの沼地に生息する食虫植物。
瓶子体(へいしたい)と呼ばれる筒状の葉に虫を落とし、消化酵素やバクテリアなどによって分解し、吸収します。
原種は8種類と少ないのですが、観賞価値が高く、愛好家の手によって多くの人工交配種が生まれました。ここでは、特に代表的な品種を7種紹介します。

92-2-1.フラバ  フラバ

バリエーション豊富でサラセニアの中では最も人気があるフラバの基本種。
サラセニアの中では一番早く開花し、春の訪れを知らせてくれます。

2-2-2.フラバ  ルブリコルポラ

赤と黄色のコントラストが美しいタイプ。フロリダ州沿岸部に自生する珍しい変種で、フラバの中では最も美しいとされています。

2-2-3.レウコフィラ

格子状の模様が入り見事な色合いをみせてくれるレウコフィラ。アメリカ合衆国のミシシッピー州、フロリダ州、ジョージア州など広範囲に分布し、沼地に多く自生しています。

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2-2-4.ミノール

蓋が丸く湾曲し、蛇が口をあけているような姿が可愛らしい品種。

2-2-5.ミノール‘グリーン’

こちらはミノールの緑色が強い個体で、大型に育ちます

2-2-6.プルプレア プルプレア

北アメリカに幅広く分布している亜種で、葉は固く全体的に光沢があります。北方産なので寒さには強く、栽培は容易。

2-2-7.プルプレア ベノーサ

全体が赤くなるタイプで、葉は全体的にやわらかくふっくらしています。南方産の亜種で寒さには弱い。

2-3.ワイルドな魅力。ネペンテス(Nepenthes)8選

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ハエトリソウに続いて有名な食虫植物で、夏ごろになると園芸店でも見かけるようになります。
和名をウツボカズラと呼び、ボルネオ中心に熱帯アジアに約100種ほど存在します。
葉の先に延びるツタに捕虫囊と呼ばれる袋をつけて、その中に虫を落としこみます。袋の底にたまった液体には消化酵素が混じっており、とらえた虫を分解し、養分を吸収します。

ここでは特に観賞価値が高く、育てやすい代表的な品種を厳選して8種紹介します。

132-3-1.アラータ

フィリピン全土に広く分布しており、日本でも普及している品種。室内であれば越冬できるぐらいの耐寒性は持っています。

2-3-2.マキシマ

スラウェシ島、ニューギニア島に広く分布し、標高1100~2500mの高山帯に広く分布しています。
日本にも古くから導入されており、大型で丈夫な性質を持っています。ネペンテスの代表的な種として知られています。
大きいものになると50㎝級の捕虫袋を有し、クワガタなどの大きな昆虫からネズミ、コウモリまで捕えてしまいます。

2-3-3.ブルケイ

フィリピンの標高1500m付近の山岳地帯に自生する固有種で、日本にも導入されています。育成は比較的容易な部類に入ります。

2-3-4.ステノフィラ

ボルネオの高山に自生している高山種。葉や袋には毛が多く生え、柄が魅力的な袋をつけます。

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2-3-5.タランエンシス

スマトラ島のタラン山、標高1800~2500mの地帯に分布する固有種です。
業者からの輸入は容易ですが、高山種ということで日本の夏の暑さには弱いため、冷房管理をする必要があります。

2-3-6.ジャンバン

インドネシアのスマトラ島に自生しており、近年発見された種でもあります。

2-3-7.コペランディ

アラータの近縁種とされており、性質はアラータ同様で丈夫。

2-3-8.ラフレシアーナ

マレー半島、スマトラ島など広い範囲に自生しており、つるの形状も面白い観賞価値が高いタイプです。
口をぱっくりあけた姿が可愛らしい。育成はなかなか大変で、高温多湿を好むため、冬は最低15℃を確保する必要があります。

2-4.立ち上がる生命の輝き!モウセンゴケ(Drosera)11選

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粘着式の食虫植物の中で代表的なモウセンゴケ。学名をドロセラといいます。
葉の表面に生える腺毛から粘液を分泌し、光に反射してキラキラと輝きます。これにつられて飛び込んできた虫を捕えて吸収します。
オーストラリア、ヨーロッパ、中国、南米アメリカ、日本に至るまで世界中に分布しており、約140種ほどが知られています。
ここでは厳選して11種紹介します。

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2-4-1.モンタナ

南アメリカの高山地帯に自生する種。真っ赤になる姿が美しいが、暑さには弱く、油断するとすぐ枯れてしまう難物種でもあります。

2-4-2.マダガスカリエンシス

立ち上がる姿が特徴的で、粘液をつけた可愛い丸い葉を交互につける一風変わった姿が人気の種です。
育てるときは年中室内で、15℃以上の温度を保ちます。

2-4-3.ダービーエンシス

直射日光を好むオーストラリア原産の種。

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2-4-4.インターメディア

和名をナガエモウセンゴケと呼び、ヨーロッパ、アメリカに広く分布する強健種です。直射日光を好みます。

2-4-5.ロツンディフォリア

日本をはじめ北半球の広い地域に生息。暑さに弱い。明るい日陰で管理。

2-4-6.スルコピオイデス

サソリが尾を上げたような姿から名付けられた種。オーストラリア原産でピグミードロセラと呼ばれる小さな種でもあります。

2-4-7.カペンシス

南アフリカ原産の大型種で、栽培も容易なことから入門種として知られています。冬の寒さにも強く、室内であれば容易に越冬できます。

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2-4-8.バーマンニ

和名をクルバモウセンゴケと呼び、古くから日本で栽培されているポピュラーな種。

2-4-9.レギア

南アフリカに自生する大型のモウセンゴケ。葉の長さは30㎝以上に生長し、粘着力も強いため、栽培は難しいのですが、愛好家からは人気があります。

2-4-10ヒペロスティグマ

ピグミードロセラと呼ばれる小型種。ムカゴとよばれる増殖芽を出して冬眠します。

2-4-11.プルケラ

こちらもピグミードロセラと呼ばれる小型種。花は大きく美しいため人気があります。

2-5.可憐な花に見とれる。ムシトリスミレ(Pinguicula)10選

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北半球と南米に約70種知られているピンギキュラ属の食虫植物で、葉の表面や茎から粘着液を分泌して、虫を捕えます。
可憐な花を咲かせる、観賞価値が高い食虫植物です。

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日本の高山地帯にも自生しており、登山家からは高山植物として知られています。
ムシトリスミレと呼ばれますが、スミレの仲間ではなく、その花がスミレに似ていることからこの名前が付きました。

そんなムシトリスミレの代表的な種を10種紹介します。

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2-5-1.ジャウマベンシス

メキシコ山岳地帯に自生し、春先に薄紫の花を咲かせます。育成は容易で初心者向け。

2-5-2.モラネンシス

メキシコ中心に広範囲に分布し、和名をアシナガムシトリスミレといいます。バラエティーが豊富で現在でも新種が発見されており、正式な分類にはしばらく時間がかかるそう。

2-5-3.ラウエアナ

メキシコのオアハカ州の標高3000m級の山岳頂上、雲霧が立ち込める環境に自生しています。高山タイプの割に育成は容易。

2-5-4.エセリアナ

花は濃い紫色で育成は容易なため、初心者向け。真冬以外では戸外の育成が可能で、ここで紹介する種類の中では最も育成が簡単かもしれません。

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2-5-5.ギプシコラ

メキシコの特定地域において岩壁のような崖に自生しています。戦前日本に導入されてから長く普及はしていますが、夏の暑さに弱く、休眠から目覚めるタイミングがわかりづらいため、育成困難な難物種に入ります。

2-5-6.セトス

下記のエレルサエと上記のモラレンシスを交配させて作られた種。育成は容易な部類に入ります。

2-5-7.エレルサエ

メキシコ原産の小型種で、薄紫からピンクの花を咲かせます。育成は容易で初心者向けです。

2-5-8.プリムリフロラ

北アメリカ、メキシコに広く分布し、育成も容易で最も普及している種類。日本にもある特定の地域で群生しています。

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2-5-9.エマルギナタ

メキシコ原産、網目模様が入る特徴的な花を咲かせます。高温多湿を好むため年中室内で管理します。

2-5-10.イマキュラタ

夏の暑さに弱く、栽培困難な難物種。2~3月にかけて直径1㎝程の小さくて可愛い花を咲かせます。

 

ここまで、5つのタイプの食虫植物を紹介してきました。
それぞれの育て方については『食虫植物の正しい育て方3つのポイントと致命的な5つの勘違い』を参考にしてください。

続いて、これらの食虫植物がどのように虫を捕えるのか、トラップのメカニズムを紹介します。
ただし、捕虫シーンが出てきますので、苦手な方はとばしてください。

3.【閲覧注意】食虫植物のトラップのメカニズム

食虫植物のトラップは大きく分けると3タイプ。

罠式・・・ハエトリソウ

落とし穴式・・・ネペンテス、サラセニアなど

粘着式・・・モウセンゴケ、ムシトリスミレ

いかにして虫を誘い込み、逃がさず捕えるか、そして、捕えた後にどのように消化吸収するのか。それぞれのトラップには生命の知恵と不思議がいっぱいで、驚きの連続です。
それぞれ紹介していきますので、さっそく見ていきましょう。

3-1.罠を仕掛けるハエトリソウ

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最も有名な挟み込み方式。二枚貝のようになった葉で誘い込まれた虫をパクッと挟み込んでしまいます。
この一連の動きは植物の知恵が詰まっており、様々な研究がすすめられました。まだすべてを解明できたわけではありませんが、現在わかっているこの仕組みについて解説していきます。

3-1-1.優秀なセンサー搭載

ハエトリソウには感覚毛と呼ばれるセンサーが3本あり、これに虫が2回触れると、約0.5秒の速さで葉が閉じます。
とらえた虫は一週間ほどで虫の養分を取り終え、また葉を開きます。
このセンサーは虫以外のものが触れても閉じます。但し、消化液はタンパク質に反応して出るため、タンパク質以外のものを挟んでしまったら、葉を開いて排出しようとします。

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このハエトリソウの葉が閉じるメカニズムはオジギソウと同じで、電気信号が運動器官に伝わり、内外細胞の圧力変化によってこの運動がおこるようになっています。

3-1-2.空振り厳禁!

この運動には一度に多大なエネルギーを消費するため、空振りは致命的。そのため、センサーに2回の刺激がないと葉が閉じないようになっています。その方が獲物が確実に葉の中心にいる可能性が高くなるからです。

いたずらに指で触って、空振りを続けると精根尽き果てて、ハエトリソウは枯れてしまいます。

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どうしても葉が閉じる運動を観たいときは、その代償として、チーズ辺や虫を与えて、労力に報いてあげてください。

3-2.落ちたら最後!落とし穴方式

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ネペンテス、サラセニアに代表される落とし穴方式。
どちらも袋の内部に溜まっている水に落ちた虫を消化吸収しますが、それぞれその構造は異なっています。
驚きのメカニズムなので、それぞれ紹介していきます。

3-2-1.ネペンテスの剥がれ落ちるアリジゴク

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内面にある蜜腺で虫を誘い、一度袋に落ちると、内壁がロウのように滑りやすくなって、抜け出れません。
しかも、内壁をたどってよじ登ろうとすると、内壁には薄い鱗辺張り付いており、これにつかまってもすぐに剥がれ落ちてしまうため、袋の底に逆戻り。疲れ果てた虫は、消化液の混じった液体に分解されます。

3-2-2、サラセニアの底に追い込む逆毛トラップ

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瓶子体と呼ばれる筒状に変化した葉に虫を落とし込みます。上部についた蓋の模様は出口を迷わせるような柄になっており、一度落ちると出口がわからず、もがくハメに。筒の内側は下向きに生えた細かい逆毛で覆われており、そうやってもがくほど底に追い込まれるようになっています。疲れ果てた虫は袋の中の液体で溺れ、バクテリアに分解された後、吸収されます。

3-2-3.バリエーション豊かな落とし穴トラップの仲間

その他、落とし穴方式にはセファロタス、ダーリングトニア、ヘリアンフォラがあげられます。

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これら落とし穴方式の植物の袋の中には虫の死骸が浮かんでいることがありますが、これはたまった水で虫が溺れ死んだからです。
この落とし穴方式はハエ、ハチ、ゴキブリ、アリ等何でも捕えます。大きなものになるとカエルやネズミ等も捕えることがあります。そのため、海外では食虫植物ではなく“肉食植物”という大げさな...もとい、恐ろしい名前で呼ばれています。

3-3.気づいたときはもう遅い!?粘着式

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モウセンゴケ、ムシトリスミレに代表される粘着式は、葉の表面に生えた腺毛の粘液で、虫を粘着し捕えます。捕えた後は、消化液を分泌し、消化吸収します。

3-3-1.モウセンゴケ

モウセンゴケは粘液はキラキラ輝いて美しい。それに惑わされて飛び込んできた虫は絡めとられ、動けなくさせせられた後、葉を巻き込んで消化吸収されてしまいます。

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これらの粘着式にはハエ、チョウ、トンボなどが捕まっています。中には頭から突っ込んでいる虫もいます。きっと美しさに惹かれてしまったのでしょう。

3-3-2.ムシトリスミレ

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可憐な花とは裏腹に、葉にとまった虫を粘着。葉の表面の黒い点は虫です。捕えたあとは、葉の表面から消化液を出して、そのまま消化・吸収してしまいます。かわいい顔してなかなかえげつないのです。

4.見とれるほど美しい!幻想的な食虫植物の世界

ここまで食虫植物の生態などについて紹介してきましたが、不気味だと感じる方も多かったのではないでしょうか。中には、よくできた仕組みだと感心するかもいるかもしれませんね。

食虫植物特有の捕虫器官はグロテスクなイメージですが、実際は可憐で繊細でもあります。その姿や色は官能的な美しさをもっており思わず見とれてしまうほど。

ここではそんな魅惑的な美しさをもつ食虫植物の姿を紹介していきます。

4-1.官能的な姿

食虫植物の魅力はやはりその特殊な姿でしょう。実に様々な形状があり、そのデザインには目を見張るものがあります。

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左上はネペンテ・ハマタという種類でえげつないかぎ爪が特徴。右上はプルプレア。

左下はモウセンゴケ新芽を出す瞬間ですね。右下ぽっかり空いた口がかわいいネペンテス・アリストロキオイデス。

4-2.目を疑うような幻想的な色彩

食虫植物特有の色彩も幻想的です。

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目を疑うような鮮やかさ!想像つかないような色彩が自然界に存在することを食虫植物達は教えてくれます。

最上段左はヘリアンフォラ、最上段右はネペンテスの仲間。

4-3花を楽しむ

グロテスクなイメージとは裏腹に、可憐な花を咲かせる食虫植物。ここで少しだけ紹介します。

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ムシトリスミレが咲かせる花はどれも可憐で美しいものばかりですが、ハエトリソウや、サラセニアも花を咲かせます。

不気味なイメージと可憐な花のギャップも食虫植物の魅力の一つですね。

5.洗練された食虫植物のアレンジ2つのアイデア

つづいて、自宅で食虫植物を楽しむアレンジを2つ紹介します。
作るのはなかなか大変ではありますが、興味をひかれたらぜひ挑戦してほしいところ。

5-1.寄せ植えアレンジをテラリウムで楽しむ

食虫植物を自生地が似通っている種類同士であれば寄せ植えにしても問題ありません。
特にテラリウムで作った寄せ植えのアレンジは、別世界のような雰囲気を感じさせてくれます。
ここでいくつか紹介しておきます。

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テラリウムで作った寄せ植えのアレンジメントは、寒さに弱い食虫植物に必要な温度を保つ点でも機能しています。ぜひ挑戦してみたい飾り方ですね。

 5-2.ハンギングアレンジのワイルドな世界

こちらは上級者向け、室内ハンギング。

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一般的な観葉植物のハンギングに比べるとインパクトがあります。
もともとネペンテスのように葉が下に垂れ下がるタイプは、天井や壁から吊って飾る方が植物の生育的にもあっていますが、水が乾きやすいため、水やりの手間を考えると管理するのはなかなか困難。慣れてきたら挑戦したい飾り方です。

6.まとめ

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ここまで食虫植物の魅力について様々な角度から紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
何となく不気味なイメージが強く、きっかけがなければ触れる機会すらない食虫植物ですが、実際には不気味でも何でもなく、一生懸命に生き抜こうとするとてもたくましい愛すべき植物達でもあります。

この記事を読んでぜひ食虫植物の世界へ飛び込んでみませんか。きっとその摩訶不思議な世界の魅力にはまることでしょう。

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