多肉植物の植え替え~【生育タイプ別】元気に育つ3つのポイント~

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多肉植物の植え替えは何となく面倒で、失敗して枯らしたら...と思うと、何となくさけたくなるものです。
でも、植え替えを決意したのであれば、「失敗しない植え替えの方法をはっきり知りたい。」そうお考えではないでしょうか。

ここでは植え替えに失敗することなく、元気に育つ多肉植物の植え替え4つのポイントと、植え替えの手順を分かりやすく説明していきます。

植え替えのポイントをおさえ、手順通りに進めれば、失敗する可能性は確実に下がりますので、ぜひ参考にしてください。

目次

1.植え替えのタイミング

2.元気育つ多肉植物の植え替え3つのポイント

2-1.植え替え時期は生長期に入る前

2-2.多肉植物に適した用土を使う

2-3.抜きあげた株は、半日陰で2~3日乾かしてから植えつける

3.植え替えの手順

3-1.植え替え前の注意点

3-2.植え替えの手順

4.まとめ

関連記事:多肉植物の育て方『【タイプ別】多肉植物の育て方4つのポイントとよくあるトラブル対処法

サボテンの植え替え『サボテンの植え替え~元気に育つ4つのポイントと2つの注意点~

1.植え替えのタイミング

まず、植え替えが必要かどうかを知るために以下の状態になっているかどうかをチェックしてみてください。

3

一つでもチェックがついたら植え替えのタイミングです。

鉢植えの多肉植物は、長い間植え替えないでいると、鉢土の団粒構造が崩れ、水はけが悪くなり、根腐れを起こしやすくなります。また土の中の栄養素が減ってしまい、生育も悪くなってしまいます。

そのため多肉植物は定期的な植え替えをする必要があります。

特に多肉植物は、植え替えをすることで順調に育っていく植物ですので、できれば毎年一回は植え替えを行いましょう。

なかなか大変ですが、多肉植物を長く楽しむために、ぜひ覚えておいてください。

2.元気に育つ多肉植物の植え替え3つのポイント

2

植え替え時に以下の3つのポイントを押さえれば、失敗する可能性がグッと下がり、多肉植物が元気に育っていきます。

①植え替えの時期は生長期に入る前

②多肉植物に適した用土を使う

③抜きあげた株は、半日陰で2~3日乾かしてから植えつける

それぞれ解説していきます。

2-1.植え替えの時期は生長期に入る前

多肉植物は生長期に入り始めたころに植え替えることで、より元気に育つことができます。

生長期は多肉植物の生育タイプによって異なります。

生育タイプは「夏型種」、「冬型種」、「春秋型種」の3つに分かており、それぞれの植え替えの適期は以下のようになっています。

夏型種の適期は春、3~6月。

冬型種の適期は秋、8~11月。

春秋型の適期は春、3月~4月。

植え替えをする多肉植物の生育タイプがわからない方も多いと思いますので、先に生育タイプ毎の生長サイクルと代表種を紹介しておきます。

2-1-1.夏型種の代表種と生長サイクル

熱帯地方原産で、夏に雨が多く降る地域に自生する種類は、夏に生長が活発になるため「夏型種」と呼びます。強い日射しを好み、20℃~30℃の高い気温でよく育つ傾向にあります。

代表種は以下の通り。

夏型種2

夏型種の生長サイクルと、植え替えの適期は以下の図を参照ください。

植え替え時期3

2-1-2.冬型種の代表種と生長サイクル

南アフリカの高地に自生している種類や、高山などの気温の低い地域に自生する種類は、冬に生長が活発になるため、「冬型種」と呼びます。日本の夏の暑さが苦手な種類が多く、5℃~20℃の気温でよく育つ傾向にあります。

代表種は以下の通り。

冬型種2

冬型種の生長サイクルと、植え替えの適期は以下の図を参照ください。

植え替え時期2

2-1-3.春秋型種の代表種と生長サイクル

アメリカ、メキシコ、ヨーロッパなどに自生しているタイプで、春と秋に生長が活発になるため「春秋型種」と呼びます。
10℃~25℃の過ごしやすい季節によく生長し、暑すぎたり、寒すぎる時期は休眠する性質を持っています。

代表種は以下の通り。

春秋型種

春秋型種の中にはもともと夏型種に含まれていたものもありますが、昨今の真夏の異常な高温に耐えられず、このグループに分類されるようになった種類もあります。

春秋型種の生長サイクルと、植え替えの適期は以下の図を参照ください。

植え替え時期1

休眠中の植え替えは枯れることがあるため、ここで紹介した生長サイクルを覚えておくと便利です。

2-2.多肉植物に適した用土を使う

サボテンは最適な土を選んで植え替えることで元気に美しく育っていきます。
最適な土には以下の5つの条件があります。

・通気性が良い。
・排水性が良い。
・保肥力がある。
・粒が細かく均等の大きさである。
・適度に保水性がある。

これらを満たした土は次の方法で作ることができます。

2-2-1.最適な土の作り方

多肉植物に最適な土は以下の土を表記の割合で混合することで得られます。

①赤玉土(小粒・3割)
②鹿沼土(小粒・3割)
③腐葉土(小粒の軽石・4割)

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2-2-2. 市販の土を活用する

混合に手間と時間がかかって面倒だと思われる方は、以下の市販の土を選ぶとよいでしょう。

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①ゴールデン培養土

団粒構造と小粒軽石がバランス良く配合されており、水はけが非常に良いいです。
さらに根張りも良いいうえに、害虫等の混入を防ぐために加熱処理してあります。

②プロトリーフサボテン・多肉植物の土

植物にとって理想的な物理性・化学性を実現した専用の用土です。
原材料には赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥、木炭、パーライト軽石等が使用されています。

このほかにも多肉植物用の土であれば特に問題はありませんので、好みで使ってください。

2-3.抜きあげた株は、半日陰で2~3日乾かしてから植えつける

多肉植物は鉢から抜いた後、根を乾かした後に植えこみます。

鉢から抜いてすぐ植えつけると、根腐れの原因になることがあります。

多肉植物はこの点がほかの植物とは異なりますので注意してください。

3.植え替えの手順と注意ポイント

それでは実際に植え替えをしてみましょう。

準備するものは以下の通り。

①「底石(軽石)」
②「多肉植物の土」
③「植木鉢(必要の応じては鉢底ネット)」
④「割りばし」
⑤「剪定用ハサミ」

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準備が整ったら植え替えに入りますが…その前に大切な注意点をお伝えしておきます。

3-1.植え替え前の注意点

根を切るための「剪定用ハサミ」は殺菌消毒を行ってください。

殺菌を行わずに根を切ると、切り口から菌が入り、多肉植物が病気で枯れてしまうことがあります。

消毒はハサミの刃を火で炙る、もしくは熱湯をかけることで、殺菌消毒できます。

それが済んだら植え替えの手順に進んでください。

3-2.植え替えの手順

①鉢から根を取り出す

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鉢のまわりを軽くたたきながら、根が崩れないようにそっと鉢から根を取り出します。

②根をほぐし、黒ずんだ根をカットして、根を乾かす

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根回りの古い土をやさしく落しながら、黒ずんだ古い根を、消毒したハサミでカットします。その後の直射日光が当たらない場所で部屋で2~3日程、根を乾かします。

ポイント: 早く植え替えを済ませたいとは思いますが、根がしっかり乾くまで待ってください。ここですぐ植え替えると、根腐れや病気の原因になります。

③植え替え用の鉢に鉢底ネット、軽石、多肉植物の土の順に入れていく

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根が乾いたら、用意した鉢にの底には土が鉢穴から漏れ出さないよう、鉢底ネットを敷き、軽石を敷きます。
更に多肉植物の土を鉢の高さの三分目程度入れます。

④根を植え付け、隙間に多肉植物の土をつめる

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鉢に根を植え付け、根回りのスペースに多肉植物の用土を詰め込みます。鉢の淵を添うように割り箸で突き、用土を馴染ませてください。

ポイント:根回りに用土を詰め込む際は、根が傷むので、力をこめすぎないよう注意すること

⑥土が乾いていたら軽く水を通し、株を固定していく。

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植え替え中に土が乾いていたら軽く水を通し、湿らせながら株を固定します。

水を通すと鉢と根株の間に隙間ができることがありますが、その隙間も多肉植物の土で埋めていってください。

⑦完成

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植え替え後は、明るい日陰で土が乾くまで水を与えないように…

これで植え替えは完成です。

4.まとめ

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いかがでしたでしょうか。
ここまで多肉植物が元気に育つ植え替えのポイントと手順を紹介してきました。
この手順を実践することで植え替えに失敗する可能性はぐっと下がります。

それではまとめます。

1.多肉植物の植え替えのタイミング

☐鉢底から根が出てきた
☐鉢いっぱいに生育している
☐下葉が落ちて、その茎から根が出てきた
☐蒸れてないのに外側の葉が数枚枯れてきた
☐一年以上植え替えを行っていない
☐異なった性質の寄せ植え(観賞用に作られた寄せ植え

2.元気に育つ多肉植物の植え替え3つのポイント

①植え替えの時期は生長期に入る前

②多肉植物に適した用土を使う

③抜きあげた株は、半日陰で2~3日乾かしてから植えつける

注意点:根を切るときはハサミを消毒する

ここで紹介したポイントを参考に多肉植物をどんどん元気に育てていってください。

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