
観葉植物をいっぱいに飾った室内って癒されますよね。でもどんな観葉植物を選んだらいいのか迷われることもあるんじゃないでしょうか。たとえば、「光があまり当たらないお部屋に置けるのかな」とか、「育て方がよくわからないし、枯れたら嫌だな。」、「私でも育てられるかしら。」そんな悩みがある方も多いと思います。
ここでは、室内向けの観葉植物を選ぶ時のポイントや、おすすめの観葉植物、そして観葉植物をイキイキ育てる方法について教えます。
この記事を読めば観葉植物がいっぱいに飾られた癒しの空間を作ることも夢ではなくなりますよ。
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1.観葉植物を購入する前に必ず押さえるべき3つのポイント
室内向けの観葉植物を購入した後、思いがけず枯らしてしまったり、サイズが大きすぎて置き場所に困ることがあります。そうならないためにも、購入前に押さえておくべき3つのポイントを教えます。
1-1. 光を考慮して置く場所を決める
まず置く場所の明るさを確認する必要があります。なぜなら植物は光がないと生きていけず、植物によって差はありますが、日照不足になると元気がなくなり、次第に枯れてしまうからです。
観葉植物にとって必要な明るさは下の写真で説明します。
①日当たりのよい場所
日光がよく当たる窓際は観葉植物が一番生長しやすい環境です。
夏場の直射日光は避けたほうが良いのですが、ほとんどの観葉植物はこの明るさで元気に育てることができます。
②レースのカーテン越し(明るい日陰)
室内で育てられる観葉植物は、直接日光が当たらないレースのカーテン越しでも元気に育つことができます。
また夏の直射日光も遮ってくれるため、この明るさでも観葉植物は元気に育つことができます。
③蛍光灯(日陰)
日光が当たらず蛍光灯の明るさだけが頼りの場所では、日陰に強い観葉植物であれば元気に育つことができます。
しかし日陰への耐性がない観葉植物であれば、週に3~4日ほど日光の当たる場所へ移動して、一回につき5時間以上日光浴をさせたほうがよいでしょう。
④白熱球(暗めの日陰)
白熱球だけが頼りの部屋は日陰の中でも特に暗い場所といえるでしょう。この明るさの場所では、日陰に強い観葉植物でも長期間育成することは困難です。
週に3~4日ほど日光の当たる場所へ移動して、一回につき5時間以上日光浴をさせたほうがよいでしょう。
観葉植物は種類によって、育ちやすい光に条件は異なりますので、2項にてそれぞれの①~④までの明るさに適した観葉植物を紹介しますね。
1-2. 形や大きさが変わることを考慮する
観葉植物の成長の仕方は大きく分けて2パターンあります。
1つ目は上に向かって成長する植物。例えばパキラやヤシ類などです。
2つ目は下に向かって成長する植物。例えばポトスなどです。
観葉植物は鑑賞期間を過ぎると形が崩れたり、大きくなりすぎて置き場所に困ってしまうこともあります。
成長のスピードなどを考慮して選ぶことも大切なポイントの1つと言えます。
1-3.観葉植物を置く場所は寸法を測っておく
室内に観葉植物を飾るときは、家具等とのサイズ感も考慮したいものです。
例えば卓上に置く植物でもテーブルに対して植物が大きすぎれば邪魔になるでしょう。
また、大きい観葉植物が欲しくて買っていざ、置いてみたら植物が天井にあたっては植物も可哀そうですし、せっかくのインテリアが台無しです。これらを防ぐという意味でも植物やインテリアのサイズを予め測っておくほうが良いでしょう。
2.室内向けおすすめの観葉植物
観葉植物を室内に飾る前にどこに置くかが大切なのかがお分かり頂けたと思います。特に室内の明るさが最重要ポイントですので、室内の明るさ別におすすめの観葉植物を見ていきましょう。
2-1.日当たりのよい室内編
ここでは窓際で、日当たりのよい場所に適した、直射日光に強い観葉植物を紹介します。
下の写真の①のエリアがイメージしやすいでしょう。
暗い場所には耐えられない観葉植物もこのエリアに入ります。
それでは見ていきましょう。
①ワイヤープランツ
乾燥:弱い
耐陰性:ない
耐寒性:0℃以上
針金のような茎に丸い可愛らしい葉をつけた姿が印象的な品種です。
寒さに強く、日当たりの良いところではグングン成長して広がります。
②シェフレラ・アルボリコラ
別名:シェフレラアルボリコラ‘ホンコン’
乾燥 強い
耐陰性 ある
耐寒性 ある(0℃以上)
室内向け最強の観葉植物といえばこれ。寒さには0℃まで耐え、乾燥にも日陰にも強い観葉植物です。その丈夫さは群を抜いてナンバーワンともいえるでしょう。
③サンスベリア・ローレンティー(トラノオ)
乾燥:強い
耐陰性:ない
耐寒性:10℃以上
マイナスイオン効果で有名なサンスベリアは、乾燥や暑さに強く、丈夫で育てやすいため室内で育てるにはおすすめの観葉植物です。横に広がらず、場所を取らないので飾る場所を選びません。
サンスベリアを中心とした飾り方はサンスベリアをおしゃれに見せる7つの飾り方と個性的な17種をご参考ください。
④オーガスタ
乾燥 :普通
耐陰性 :ない
耐寒性 :5℃以上
バナナのような葉がトロピカルな雰囲気を演出してくれます。葉の面積が大きく蒸散作用が大きいため生きた加湿器の役割を果たしてくれます。丈夫で育てやすい特徴もあるので、室内にはおすすめの観葉植物です。
尚、これからオーガスタの購入を考えている方は、購入後に失敗しない!観葉植物オーガスタの選び方3つのポイントに目を通しておかれることをおすすめします。
2-2.レースのカーテン越しの明るい日陰編
ここでは直射日光を遮ったレースのカーテン越しのような「明るい日陰」に適した観葉植物を紹介します。
「明るい日陰」のイメージは下の写真の②のエリアです。
このエリアではほとんどの観葉植物が元気に育ちます。
それでは見ていきましょう。
⑤シュガーバイン
乾燥 :普通
耐陰性 :普通
耐寒性 :ある(0℃以上)
小さな手のひらのように5枚の葉っぱを広げたとても愛らしい姿のシュガーバインは、その育てやすさから、とても人気のある室内向け観葉植物です。
⑥ へデラ・へリックス(アイビー)
乾燥 :普通
耐陰性 :ある
耐寒性 :0℃以上
長いツタと白いまだら模様の葉が特長のアイビーは、ワンポイント風水やガーデニングとして以前から親しまれてきた植物です。
室外管理も可能ですが、室内で管理するときは、夏場はたっぷり水やりをし、冬は乾かし気味に管理すると丈夫に育ちます。成長していく姿を見るのが楽しくなる観葉植物です。
アイビーの飾り方については観葉植物アイビーの魅力を最大に引き出す楽しみ方と飾り方のコツにアイデアを多数紹介しています。一度ご覧になってください。
⑦ガジュマル
乾燥 :普通
耐陰性 :ある
耐寒性 :5℃以上
幸福をもたらす精霊が宿っているといわれるガジュマル。
寒さや日陰にも耐え、どんな環境でもなじみやすいため、室内で育てやすい品種です。
⑧フィカス・ベンジャミナ
乾燥 :普通
耐陰性 :普通
耐寒性 :5℃以上
爽やかで光沢のある葉っぱが魅力的なベンジャミンは室内インテリアとして大変人気があります。風通しの良い、明るめな場所を選んで飾るようにしましょう。
観葉植物ベンジャミンの魅力を最高に引き出す飾り方と、楽しみ方にも飾り方のアイデアを多数紹介していますので、一度目を通しておかれてください。
⑨ユッカ(青年の樹)
乾燥: 強い
耐陰性: ある
耐寒性 :0℃以上
成長・発展の樹で性質も丈夫なユッカ・エレファンティペス。その力強さから「青年の樹」と呼ばれています。
乾燥と寒さに非常に強く、日陰にも耐えるので、窓から離れた室内でも丈夫に育ちます。場所を選ばないため初心者にもおすすめです。
ユッカを更にかっこよく飾りたい方は、見とれるほどの美しさ!個性的なユッカの仲間とセンス抜群な飾り方もぜひご参考ください。
⑩フィカス・ウンベラータ
乾燥 :普通
耐陰性:ある
耐寒性:12℃以上
室内向け観葉植物の中でも、大きな種類でおすすめなのがこのフィカス・ウンベラータ。インテリア雑誌などでもよく紹介されていて、お店などでもよく使われるおしゃれな観葉植物です。
⑪パキラ
乾燥 :普通
耐陰性:ある
耐寒性:5℃以上
スタイリッシュなシルエットと癒しを兼ね備えているパキラは、室内向けの観葉植物では人気知名度ともにナンバー1ではないでしょうか。育てやすいため、初心者にもおすすめです。
①、②のような明るいリビングに置ける観葉植物を探す場合は『リビングに最適な観葉植物38選とレイアウトの3つのコツ』を参考にするといいでしょう。さらに多くの種類とレイアウトのコツについて紹介しています。
2-3.蛍光灯のお部屋編
ここでは室内の中でも、日光が当たらない蛍光灯だけの部屋でも、元気に育つ観葉植物を紹介します。
蛍光灯だけの部屋を日陰と呼びます。下の写真の③のエリアがイメージしやすいでしょう。
このエリアでは日陰に強い観葉植物を選ぶ必要があります。
さっそく見ていきましょう。
⑫ポトス・ライム
乾燥: 普通
耐陰性: 普通
耐寒性 :5℃以上
室内向け観葉植物の代表格ポトスは、初心者にも育てやすくおすすめです。色んな品種があり、葉がライトグリーンの“ライム”(写真)や白の斑が入った“マーブル”、品種改良から生まれたポトス・エンジョイなどがあります。
ポトスについてはより詳しい育て方や楽しみ方をまとめた観葉植物初心者におすすめ!ポトスを思いっきり楽しむ5つの方法もおすすめです。
⑬テーブルヤシ
乾燥: 普通
耐陰性: ある
耐寒性 :5℃以上
卓上サイズで南国ムード満点のテーブルヤシは見た目もかわいらしく、室内でも育てやすい人気の観葉植物です。
⑭モンステラ・デリシオーサ
乾燥 :普通
耐陰性 :ある
耐寒性 :0℃以上
個性的で存在感のある葉をとエキゾチックで南国の雰囲気が人気のモンステラ。とても丈夫で生命力旺盛。寒さ、暗さにも耐えることができて、室内のどんな場所でも容易に育てることができるおすすめの観葉植物です。ただし、生長速度が速いため広いスペースに置いてください。
モンステラに興味がある方は、モンステラの魅力を最高に引き出す飾り方と楽しみ方5つのポイントに飾り方や種類、育て方について詳しく掲載しているので、併せてご覧ください。
⑮アレカヤシ
乾燥: 弱い
耐陰性: ある
耐寒性 :8℃以上
スタイリッシュな姿が人気アレカヤシ。室内インテリアグリーンとして定番です。黄緑色の葉が優雅で風が吹くと葉っぱのサラサラとした音が耳に心地よく、同時に南国気分も味わえます。
⑯マッサンゲアナ(幸福の木)
乾燥: 普通
耐陰性: ある
耐寒性 :10℃以上
半日陰でも丈夫に育つ「幸福の木(マッサンゲアナ)」。太い幹から溢れ出るような、美しい葉っぱが魅力です。ハワイではこの木を家の前に置くと幸せが訪れると言われていることから幸福の木と呼ばれるようになったそうです。
鮮やかな斑入り葉と育てやすさでインテリアグリーンの定番となっています。
2-4.白熱灯のお部屋編
ここでは照明が白熱灯のリビングに適した観葉植物を紹介します。
白熱灯は、蛍光灯に比べ明るさが足りないため、日陰への耐性がかなり強い観葉植物に限られます。
明るさのイメージは下の写真の④のエリアです。
いかに暗さに強い観葉植物でも、④のエリアで長期間育てることは難しいため、週に2~3日は②のような明るい日陰に移動して、日光浴をさせる必要がありますので注意してくださいね。
それでは日陰に強い観葉植物を見てみましょう。
⑰ アグラオネマ
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:8℃以上
日陰といえばアグラオネマ。というぐらい日陰によく耐える品種です。寒さと直射日光が苦手ですが、室内で育てる場合はあまり気にならないはず。 一般的にそれほど大きくならないため、長期間にわたって鑑賞ができるのもポイントです。
⑱ オキシカルジューム
乾燥: 普通
耐陰性: ある
耐寒性 :5℃以上
アグラオネマに次いで日陰によく耐えるオキシカルジューム。生長も早く、水管理も容易なためとても育てやすい品種です。
ただオキシカルジュームは葉色が濃い緑で、華やかさに欠けます。彩りを添えたい場合は葉に黄色の斑が入る“ブラジル”や、ライトグリーンが美しい“ライム”などがおすすめです。
⑲ケンチャヤシ
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:0℃以上
比較的乾燥にも強く、日陰でも育ち、寒さ、病害虫にも強いオールマイティーな観葉植物です。その丈夫さはヤシの仲間でも1、2位を争うほどです。 生長もゆっくりですので室内で育てやすい品種です。
⑳シュロチク
乾燥: 弱い
耐陰性:ある
耐寒性:0℃以上
竹のような清楚な葉が落ち着いた雰囲気をかもし出しているシュロチク。
寒さや暗さに強く、病虫害も発生しないため室内では非常に育てやすい観葉植物です。
㉑ フィカス・ビネンディキー
乾燥:普通
耐陰性:ある
耐寒性:5℃
細長い葉が下垂してつく姿が魅力で、涼しげな印象を与えてくれます。耐陰性があり、室内の比較的暗い場所でも、葉が落ちにくいことから初心者にも育てやすい品種です。葉が乾燥しがちなので、霧吹きなどで葉に水を与えるいいでしょう。
日陰に強い観葉植物はまだまだあります。詳しくは『耐陰性バツグン!!暗い部屋でも元気に育つ観葉植物30選 』をご覧ください。
2-5.番外編:浴室
室内に観葉植物を飾るときに、一番悩むのは浴室ではないでしょうか。ここでは番外編として浴室に適した観葉植物を紹介します。
㉒シンゴニューム
別名:シンゴニューム
耐陰性 :ある
耐寒性 :5℃以上
葉の色に様々なバリエーリョンがある品種。繊細な姿をしていますが、浴室のような過酷な環境にも耐える非常に丈夫な観葉植物です。水が切れるとくしゃっとなります。水切れには注意して。
㉓スパティフィラム
別名:スパシフィルム
耐寒性 :10℃以上
光沢のある葉と白い花が特徴で、明るい日陰で育てると年中可愛らしい花を咲かせます。
日陰にもよく耐えますが、花を楽しみたい場合は直射日光を避けた明るい日陰に置く方がいいでしょう。花がない状態であれば、長期間日陰にも耐えれるため、浴室にも向いています。寒さには弱いので冬場は窓から離して管理してください。
㉔ アスプレニウム
別名:タニワタリ
耐寒性:5℃以上
葉が放射状に豪快に広がるシダの仲間です。 耐陰性が強いのが特徴で、室内の暗い場所でも育ちます。もともと高温多湿を好むので、浴室にはピッタリな観葉植物です。ほっておいても早々枯れることがないその頑丈ぶりは多忙で世話が心配という人にもオススメです。
浴室でも育つ観葉植物については『浴室で元気に育つ観葉植物12選と、育てるときの3つのポイント』に詳しく掲載しています。おしゃれに飾るポイントも合わせて参考にしてみてはいかがでしょうか。
3.イキイキと観葉植物を育てる4つのポイント
室内で観葉植物を飾る際に注意しておきたいポイントが4つだけあります。 この4つのポイントをおさえることができれば、観葉植物を枯らすことなく、美しい状態を保つことができるでしょう。
3-1.水やり
水やりは「土が乾いたらたっぷりと与え、受け皿に水をためない」が基本です。
でも「土が乾いたら」という表現は、どんな状態かわかりづらいと思いますので、写真で説明します。
①が土が乾いた状態です。
土の表面を指で触っても湿っていません。
②が水を与えた後、もしくは土が湿っているときです。
指触ると湿っているのがわかります。
水をたっぷりと与えるとはどういう意味か分かりづらいと思います。
写真で説明します。
①ベランダで水やりをするときは鉢から水が浸みだしてくるまで水を与える。これが「たっぷり与える」ということです。
②室内であれば受け皿に水が浸みだしてくるまで与えます。
そのあと受け皿にたまった水は捨てます。そのままにしておくと根腐れをおこして枯れてしまうからです。
そして、水やりとセットで覚えておきたいのが葉水です。
葉水は霧吹きで葉に直接水を吹きかけることを指します。
葉水はつやのあるイキイキとした葉を育て、病害虫を防ぐ効果があるので、できれば毎日葉水を与えてください。
画像参照:http://iemo.jp/articles/4000
3-2.温度管理
観葉植物の多くは冬の寒さには耐えることができず枯れてしまうことがあります。
紹介してきた観葉植物の耐寒性に表示されている温度よりも高い場所に置くことを心掛けてください。。
また、観葉植物の葉にエアコンの風は当てないでください。エアコンの風を直接観葉植物の葉に当てたりすると、葉が乾燥して痛み、枯れていきます。
3-3.太陽光
植物にとっては太陽光が必要不可欠です。
1項で紹介したように日陰に強い観葉植物も室内照明だけでは、長期にわたって健全な生長は見込めません。
日陰の中でも特に白熱球だけのお部屋で育てるときには、頻繁に日光が当たる場所まで移動する必要があります。
でも大きいサイズや中サイズになると重くし、面倒ですよね。
そんな時はキャスター付きの鉢台を手に入れておけばスイスイ移動ができて楽です。
インターネットで「キャスター付き鉢台」と検索すると山ほど出てきます。
またホームセンターなどでも購入できますので、ぜひ探してみてください。
画像参照:http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/03/jn140319-2/jn140319-2.html
3-4.風(風通し)
意外に忘れがちなのが風通しです。
観葉植物は部屋を閉め切って無風状態にしておくと、葉を落としたり、病害虫への抵抗力を失い、最終的には枯れてしまいます。できる限り風通しの良い場所に置きましょう。
旅行や仕事で長時間、部屋を空ける場合は換気扇を回しておくだけでも空気が流れ十分効果がありますので、ぜひ覚えておいてください。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで室内向け観葉植物を購入する前の注意点や、おすすめの観葉植物、そして購入後の育て方についてお伝えしてきました。
この記事を読んでいただいた方の不安が解消され、観葉植物を楽しんで育てて見ようと思ってもらえると幸いです。
退職後に観葉の細道に入りました。関東圏で極々普通の和風民家でして 掲載された日当たりの景観の部屋などとてもとても 納戸とか閉まりも無く隙間風が吹きすさぶ(大袈裟)で 何とか手遊びでアレコレ愛でております。本ページもまた多くのWEBでも観葉を扱うのには 洋風建築か密閉建築で其れなりの環境を前提に 育て方にご説明されているようです。あばら家では外気温の遮断対策で雨戸ガラス戸の断熱シート 厚手のカーテン オイルヒーターの設置など自分なりの講じなければ成りません。本ページを閲覧してそんな思いをいたしました。其れなりの生活基盤が無ければ触ってはいけない世界ですか。
匿名様
メッセージいただきありがとうございます。
当サイトをご観覧いただき不愉快な思いをさせてしまい大変申し訳ございません。
観葉植物の育成に際し生活の基盤などは関係なく、自らが植物を育てたいというお気持ちさえあれば決して手を出してはいけない世界では無いかと思います。
現在市場に流通している「観葉植物」とは基本的に、海外の温暖な気候で生息する種がほとんどです。
そのような植物を四季がある日本で育成する場合、やはり一番の問題点は「冬の寒さ」になってきます。
なので、観葉植物を長く元気に育成するにあたり、冬の寒さをどう凌ぐかということがとても大切なポイントになります。
今お持ちの植物の品種が分かりかねるので、どれ程の寒さに耐えられる樹種であるかが分からず一概には言えないのですが、例えば居間など匿名様が多く過ごされる空間に植物を移動してあげることで、暖房器具や人間の熱で若干の室温が期待でき寒さ対策につながります。
また、今後植物をご購入されるご予定があるのでしたら、樹種選びの際に「耐寒温度(寒さに耐える温度」に目を向けてられると良いでしょう。
寒さに強い植物であれば、さほどの対策も不要となります。
詳しくは「【完全保存版】置き場所別、寒さに強い観葉植物19選」(https://a-t-g.jp/home-plant-strong-against-cold-1082)という記事に記載しておりますので、お手隙の際にでも是非ご覧になられてみて下さい。
※こちらの記事のイメージ画像も洋風建築ばかりで、不愉快なお気持ちになられるかもしれません。度々大変申し訳ございません。
私個人的な意見にはなりますが、植物を育成されていらっしゃる方々は十人十色で居住環境も違い、どの方法・どの育て方が正しいというものも無いと思います。自らで試行錯誤しながら植物をお世話することも、植物を育成する楽しみ方のひとつではないかと思っております。
今後とも、匿名様のお持ちの植物が活き活きと元気に成長し、グリーンに囲まれた素晴らしい空間、素晴らしい時間をお過ごしになられることを心よりお祈りいたしております。