
これからオーガスタを購入しようと思った時、「どれぐらいのサイズを選んだらいいのかな」「直射日光に当たらない場所だけど大丈夫かな。」「置きたい部屋があるけれど育つかしら。」「出張が多い自分のライフスタイルに合うかな。」と気になるところですよね。
ここでは、オーガスタがどんな場所ならイキイキ育つのか、どれぐらいのサイズを選んだらよいのかなど、購入後に失敗しないための情報を教えます。
目次
1.オーガスタの性質
2.オーガスタを飾れる場所
3.オーガスタおすすめのサイズ
4.水やりのタイミング
5.ライフスタイルに合わせた育て方
6.まとめ
1.オーガスタの性質
部屋に一つ置くだけでトロピカルな演出をしてくれるオーガスタは、観葉植物の中でも特に人気があります。
寒さも5℃までは平気で、1~2週間水を与えなくても元気でいられるほど乾燥に強い観葉植物でもあります。
青々とした葉がぴんと上に向かって立ちあがり、つやつやした状態のときは、とても見ごたえがあります。
しかし、その状態を維持することはなかなか難しく、置き場所を間違えると2~3か月ほどで葉が垂れてきて元気のない姿になることが多いのも特徴です。
イキイキした状態を保っていくためには置き場所やサイズ、水やりのタイミングなどが大切です。
これから紹介していきますので、購入前にはぜひチェックしてみてください。
2.オーガスタを飾れる場所
オーガスタを飾れる場所は日当たりのよい場所、レースのカーテン越しに日光が差し込む場所の2つです。
日光が当たらない日陰ではきれいな形を維持することはできません。
どれぐらいの明るさがあればよいのかがわかりづらいと思いますので、部屋の明るさを比較した写真を用いて説明します。
①のような日当たりのよい場所がベストです。
②のようなレースのカーテン越しに日光が入る部屋でもなんとか健康に育ちますが、1週間に2~3回ほど直射日光に当てたほうがよいでしょう。
③のような直接日光が当たらない場所には向きません。
④のような場所はあきらめてください。
このようにオーガスタは日当たりのよい明るい場所が適しています。日光が当たらない場所には置かない方がよいでしょう。
どうしても日光が直接当たらないお部屋に置きたい場合は、1週間に4~5回(1回5時間程度)直射日光を必ず当てるようにすれば大丈夫です。
ただ、大きいサイズだと移動が大変ですよね。
そんな時はそんな時はキャスター付きの鉢台を手に入れておけばスイスイ移動ができて楽です。
インターネットで「キャスター付き鉢台」と検索すると山ほど出てきます。
またホームセンターなどでも購入できますので、ぜひ活用してください。
大きいサイズのオーガスタにはある意味必須アイテムかもしれません。
画像参照:http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/03/jn140319-2/jn140319-2.html
3.オーガスタおすすめのサイズ
オーガスタは生長が早く、上にも横にも大きくなります。
最初から大きなオーガスタを選ぶと、大きくなりすぎて置き場所に困ることになります。
そこで、置きたいサイズのひと回り小さなサイズを選ぶことをお勧めします。
でも、購入するときにサイズを数字で示されてもわかりづらい。そう思われる方も多いでしょう。
実際に商品が届くと、大きすぎる!なんてこともよくあります。
そこでサイズを選ぶときの参考になるように、比較写真で説明します。
おすすめサイズは③です。あまり幅をとることもなく扱いやすいです。
数字で見るよりは実物は大きく感じるかもしれません。
①のような高さが180㎝以上あるオーガスタは、横にも120㎝ほど広がります。
天井までの高さが270㎝以上あるお部屋の広いリビングなどに適しています。
②が一般的な大型サイズ。高さが150㎝ほどですが、横幅が90㎝~100㎝とかなり横に広がります。
実物が届いたときに大きすぎる!と感じるサイズです。
お部屋の天井までの高さが240㎝以上のお部屋で広いリビングに適しています。
初めてオーガスタを育てるときはなるべく小ぶりなものから始めてみるのがよいでしょう。
4.水やりのタイミング
オーガスタの水やりは「土が乾いて3日後にたっぷりと与え、受け皿に水をためない」が基本です。
オーガスタは頻繁に水を与えすぎると弱ってしまうので、鉢の土が乾いて3日ほどほったらかして水を与えるのが一番ベストです。これを「乾かし気味に管理する」といいます。
でも「土が乾いたら」という表現は、どんな状態かわかりづらいですよね。
写真で説明します。
①が土が乾いた状態です。
土の表面を指で触っても湿っていません。
②が水を与えた後、もしくは土が湿っているときです。
指で触ると湿っているのがわかります。
「水をたっぷりと与える」という意味も分かりづらいと思います。
何リットル?バケツ一杯?とか考えてしまいますよね。
写真で説明しますね。
①ベランダで水やりをするときは鉢から水が浸みだしてくるまで水を与える。これが「たっぷり与える」ということです。
②室内であれば受け皿に水が浸みだしてくるまで与えます。
そのあと受け皿にたまった水は捨てます。そのままにしておくと根腐れをおこして枯れてしまうからです。
水やりのタイミングは
1月から4月は1週間に1回。
5月から9月は1週間に2~3回。
10月から12月は5日に1回。
これが目安です。
もちろん部屋の明るさや乾燥具合によって変わりますので、あくまで目安ととらえておいてください。
そして、水やりとセットで覚えておきたいのが葉水です。
葉水は霧吹きで葉に直接水を吹きかけることを指します。
オーガスタは特に葉の表面積が大きく、葉につやがあるほど美しく見えます。
葉水はつやのあるイキイキとした葉を育て、病害虫を防ぐ効果があるので、できれば毎日葉水を与えてください。
画像参照:http://iemo.jp/articles/4000
5.ライフスタイルに合わせた育て方
出張が多く毎日かまってやれなかったり、仕事の関係で1週間ほど留守にすることが多い方は、それでも枯らさずに育てられるんだろうかと悩まれることもありますよね。ここでは、出張が多い方への育て方を紹介します。
5-1.長期間水やりできないときの対処法
オーガスタは1~2週間水やりをしなくても枯れません。
その時は受け皿にしっかり水をためておけば大丈夫です。
1週間程度出かけるときは受け皿に2㎝ほど水をためておきましょう。
2週間程度だかけるときは、その倍の4㎝程度。
受け皿に水をためたままにしておくのは根腐れの原因になるのでよくないのですが。
長期間不在の場合は別です。しっかり水をためてください。
その後戻られたときに、まだ水がたまっていれば捨ててください。乾燥してカラカラになっていれば、大至急水を与えてください。
これで大丈夫です。
5-2.長期間不在のときの置き場所
長期間不在にされる前にオーガスタをできる限り直射日光が当たる、明るい場所へ移動しておいてください。その時は2の項目で紹介したキャスター付き鉢台があると便利ですね。
5℃を下回るような時期はなるべく窓から離して、窓から直射日光が差し込む場所に置いておけば大丈夫です。
戻ってきたときも元気な姿で迎えてくれるでしょう。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここで紹介した記事が購入後の失敗を事前に解消するお手伝いができれば幸いです。
お部屋に合ったオーガスタを見つけて、ぜひ身近に置いてみてください。
育てる楽しみも知りながら、でも、大きくてかっいいのが欲しい!と思って特大サイズを買うところでした。こちらの記事を読んで思い留まり、助かりました。中サイズを買って、これから大きくかっこよくしていきたいです。ありがとうございました。
百合子様
お役にたてて何よりです。
植え替えをしながら、じっくり育てると、
きっと立派な姿になってくれます。
気長に育ててみてください。
店舗の入り口に観葉植物を置きたいのですが、以前までポトスを置いていましたが、8ヶ月
で元気がなくなり、寒い季節に葉が黒ずんでしまいます。
何か商売繁盛の良い植物がないでしょうか。
ビルの7階で店の広さは約100坪です。置く場所は畳1畳ほどで狭いです。
日当たりは良くなく窓から離れております。
アドバイスお願い致します。
小堀裕次 様
メッセージありがとうございます。
お住まいの地域が不明の為冬場にどの程度まで気温が低下するか、また店舗入り口の環境(様子)が分からない為、的確なアドバイスとまでは行きませんが、
あるの程度寒さに耐えることができて耐陰性のある、風水において商売繁盛や金運アップに良いとされる観葉植物を3つご紹介いたします。
1.モンステラ
耐陰性、耐寒性(5℃以上)があり、成長も早い(生育旺盛)為風水においても繁栄を暗示し、玄関や入り口には最適な観葉植物といえるでしょう。
育成も容易な観葉植物です。
2.サンスベリア
特徴的な尖った葉が、邪気を払い悪い気を浄化する作用があると共に、鋭く強い「気」を放つ為、成長や発展・成功などのパワーがあると言われています。
耐陰性、耐寒性(10度以上)もあり、乾燥に大変強い観葉植物です。
3.金の成る木
「南東」に配置すると金運がアップすると言われています。
耐陰性、耐寒性(0℃以上)もあり、水もあまり必要としない為育成しやすい観葉植物です。
以上になります。
更に1点だけアドバイスなのですが、観葉植物を入れる容器(鉢)はプラスッチック製ものもは避け、陶器鉢や藤製のものにすると良いとされています。
小堀様、ご参考になれな幸いです。
次に育成される観葉植物が元気に活き活きと生長することを心よりお祈り致しております。