
「部屋に観葉植物を飾りたいんだけど、どんな植物が育てやすいんだろう。」、「日陰で育てやすい観葉植物はどんな種類があるの?」、「室外で育てやすい観葉植物を探したい。」
そんな悩みを持っていませんか?
観葉植物にはそれぞれ特有の性質があるため、シーンごとに育てやすさの基準が変わってきます。
ここではその固有の性質を生かした、育てやすくインテリア性に富んだ観葉植物を紹介していきます。
尚、シーンをイメージしやすいように、いくつか合成写真を使っています。見づらい場合があるかもしれませんが、置き場所の参考にしてください。
1. 室内(リビング)編
1-1. 室内小型(卓上サイズ)編
1-2.室内中型編
1-3.室内大型編
2. 室外(ベランダ)編
3.お手頃価格編
4. 室内日陰編
5.失敗しない育て方
関連記事:玄関編『風水効果に優れる玄関に最適な観葉植物34選とタイプ別お洒落な飾り方』
お風呂場編『浴室で元気に育つ観葉植物12選と、育てるときの3つのポイント』
オシャレな飾り方『観葉植物をおしゃれに見せる洗練された飾り方の考察』
1. 室内リビング編
室内で育てやすい条件として、以下の5つポイントを満たした観葉植物に絞り込みました。
・病害虫に強い
・比較的乾燥に強く、水やりのストレスにも強い
・葉が落ちにくい
・形崩れしにくい
・手に入りやすい
これらを満たした観葉植物をシーン別でみてみましょう。
1-1.室内小型(卓上サイズ)編
1-1-1.ガジュマル
別名:チャイニーズバンヤン、多幸の樹
乾燥:普通
耐陰性:ある
耐寒性:5℃以上
幸福をもたらす精霊が宿っているといわれるガジュマル。
原産地でもある沖縄では「木の精(キジムナー)」と呼ばれている 精霊 がすむといわれ、「 妖精の住む樹 」や「 幸せを見守る樹 」ともよばれるとてもロマンチックな観葉植物です。
その独特の樹形も人気で、生長するにしたがって幹の途中から気根を出しユニークな樹形になり、株元がタコの足のようになることから「多幸(たこう)の樹」とも呼ばれています。
またガジュマルはインテリアとしても大変、マッチしやすく、1鉢飾るだけでオシャレな空間に変わってしまいます。 丈夫で育てやすい人気の品種です。
他の植物以上に樹形が1品1品違うので、とても愛着が沸きますよ。
ぜひ、あなただけのガジュマルを探してみてください。
1-1-2.ポトス・エンジョイ
乾燥:普通
耐陰性:普通
耐寒性:5℃以上
従来のポトスに比べ圧倒的に美しく、育てやすい!
一見作り物と思うほどクリアでしっかりとした斑柄が特徴で、従来のポトスに比べ生長が遅いため、長く美しい状態を保つことができます。 育てやすさと優しい雰囲気があり、初心者の方にもオススメです。
1-1-3.ヒメモンステラ・ミニマ
別名:ラフィドフォラ・テトラスペルマ
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:10℃以上
切れ込みの入った特徴的な葉がエキゾチックな雰囲気が人気の「ヒメモンステラ・ミニマ」。
ヒメモンステラの名前で流通していますが葉はヒメモンステラによく似ているものの、別属のつる性植物なんです。
本名はラフィドフォラ・テトラスペルマといいます。本来のヒメモンステラと区別する際にミニマと呼ばれることも多いのでここでは区別しておきます。
耐陰性に強く、暗めの場所でもどんどん弦を伸ばします。室内でも育てやすく、すくすく育っていく姿はとても愛着がわきます。 テーブルや棚の上に置いて楽しむことができて、お部屋のインテリアやオフィスの緑化にうってつけです。
モンステラについては特に人気が高いのでモンステラの魅力を最高に引き出す飾り方と楽しみ方5つのポイントに飾り方や種類、育て方について詳しく掲載しています。併せてご覧ください。
また、卓上観葉植物をもっと知りたい方はどんな部屋にも置ける!可愛くて小さい観葉植物29選に卓上サイズの観葉植物を中心に、可愛らしいものから育てやすいものまで紹介していますので、一度目を通しておくといいでしょう。
1-2.室内中型編
1-2-1.セローム
別名:ヒトデカヅラ
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:0℃以上
野性的な気根と深く切れ込みが入った大きな葉が個性的な植物で人気のある植物です。セロームを飾るだけでお部屋は南国のエキゾチックな雰囲気に早変わりします。 明るい場所が好きですが、寒さや、ある程度の暗さまでは耐えることができ、乾燥にも強く丈夫なため、初心者にも育てやすい観葉植物です。
1-2-2.サンスベリア・ローレンティー
別名:トラノオ
乾燥:強い
耐陰性:ない
耐寒性:10℃以上
サンスベリアはその育てやすさと特徴的な葉で今でも強い人気があります。
原産地でサンスベリアは邪気を寄せ付けないといわれていて、玄関先などに置くと家の中に邪気が入らないとされています。ただし耐陰性はないため、できるだけ日に当ててください。 一番の特徴は乾燥や暑さに強く、丈夫で育てやすいということ。冬に水をあげすぎると根腐れを起こしてしまうので注意!ほったらかしの方が元気に育ちます。
横に広がらず、場所を取らないので飾る場所を選ばないのも特徴です。
サンスベリアをもっとおしゃれに飾りたいという方はサンスベリアをおしゃれに見せる7つの飾り方と個性的な17種にレアなサンスベリアから、飾り方のポイントまで掲載しているので参考にしてください。
1-2-3.トックリラン
別名:ポニーテール、ノリナ
乾燥:強い
耐陰性:普通
耐寒性:0℃以上
幹の姿が徳利に似ていることから「トックリラン」、幹の先端から細い葉が出ることから「ポニーテール」とも呼ばれています。 株元の膨らんでいる部分に水分、養分を蓄えているため、極度に乾燥させても枯れることがなく、耐寒性もあり非常に丈夫な植物です。
日当たりの良い場所で育てる方が良いのですが、耐陰性もあるため、場所を選びません。生長速度も遅く、手入れの手間がほとんどかからないため、初心者にも育てやすい観葉植物です。
1-3.室内大型編
1-3-1.フィカス・エラスティカ・‘デコラ’
別名:マルバインドゴムノキ
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:0℃以上
耐寒性、耐陰性ともに強く、どんな環境でもなじみやすい強健さを持っているため、初心者にも育てやすい品種です。
乾燥した室内で管理するときは霧吹きで葉に水を与えると、美しく葉を保つことができます。
また、ゴムの木の仲間はインテリア性に富んだ種類が多数存在します。よりおしゃれな飾り方に興味がある場合はセンス抜群!ゴムの木をカッコ良く飾る4つの方法と育て方にぜひ目を通しておかれてください。
1-3-2.ユッカ・エレファンティペス
別名:青年の樹
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:-3℃以上
観葉植物の中でも非常に人気が高いユッカ。
剣のようなシャープな葉が力強く伸びています。成長・発展の樹で性質も丈夫で管理もとっても簡単。その力強さから「青年の樹」と呼ばれています。
一般的に乾燥と寒さに強く、窓から離れた室内でも丈夫に育つため、場所を選ばず初心者にも育てやすい観葉植物です。
尚、ユッカは個性的な種類も豊富で、飾り方も様々です。見とれるほどの美しさ!個性的なユッカの仲間とセンス抜群な飾り方に多数のアイデアを紹介していますので、一度目を通しておかれるといいでしょう。
1-3-3.パキラ・グラブラ
別名:カイエンナット、発財樹
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:5℃以上
薄い葉を八方に広げ、涼しげで可愛らしい姿のパキラは観葉植物の中でも特に人気があります。 病害虫に強く、生命力旺盛で、スタイリッシュなシルエットと癒しを兼ね備えていることも人気の秘密でしょう。
育成も容易で優れた空気清浄化効果も併せ持っています。
古くから「財」をもたらす「発財樹」として重宝されており、縁起物として、開店・開業のお祝い等にも人気があります。風水学的にも「運気が上がる」ことからインテリアに風水アイテムとして取り入れる人が多くなり、更に人気が高まりました。
これから観葉植物を始めたい方に最適な一品といえるでしょう。
1-3-4.ケンチャヤシ
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:5℃以上
ヤシの仲間では比較的乾燥にも強く、耐寒性と耐陰性があります。 生長もゆっくりで、育てやすい植物です。夏場の直射日光には弱く、葉が焼けてしまうため、半日陰で管理しましょう。
リビング向けの観葉植物は『リビングに最適な観葉植物38選とレイアウトの3つのコツ』に室内おすすめの観葉植物と、センスが良くなる飾り方を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
また、室内向けの観葉植物の選び方については『失敗しない室内観葉植物の選び方3つのポイントとおすすめ24選』に詳しい選び方のポイントを紹介しています。これから観葉植物の購入を考えている方は、一度目を通しておかれるとよいでしょう。
2.室外(ベランダ)編
室外(ベランダ、テラス)で育てやすい条件として、以下の5つポイントを満たした観葉植物を絞り込みました。
・寒さに強い
・病害虫に強い
・比較的乾燥に強く、水やりのストレスにも強い
・形崩れしにくい
・手に入りやすい
それでは見てみましょう。
2-1.フイリホンコンカポック
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:0℃以上
寒さには0℃まで耐え、乾燥にも比較的強く、室内でも育てられる非常に丈夫な観葉植物です。その丈夫さは群を抜いてナンバーワンともいえるでしょう。
斑(ふ)の入らないホンコンカポックもありますが、フイリのほうが、人気があります。
昔から親しまれている観葉植物で、最近では樹形にこだわった観賞価値が高い商品も流通し始めており、インテリア分野でも更に人気が高まっていくかも知れませんね。
2-2.シルクジャスミン
別名:ゲッキツ、オレンジジャスミン
乾燥:普通
耐陰性:普通
耐寒性:5℃以上
春に咲かせる白い花はジャスミンのような甘い香りがする事からシルクジャスミンと呼ばれるようになった観葉植物です。
花の香りが遠くまで香ることから中国では七里香/十里香/姫万里香/と呼ばれ、日本では月夜の橘の香りに似た花を咲かせることから月橘(ゲッキツ)とも呼ばれています。
強い日差しを好むためベランダで育てるのが理想です。 5℃以上の気温が必要なので、冬は室内に置いてください。
2-3.オリーブ
乾燥:普通
耐陰性:ない
耐寒性:0℃以上
美しいシルバーの葉が涼しげな印象を与るオリーブは観賞用として大人気! 室内インテリアにもガーデニングアクセントにもなり、お庭では平和の象徴としてシンボルツリーにもよく用いられます。寒さと乾燥に強くベランダなどで育てるにはうってつけの品種です。
ベランダのように日差しが強く、寒くなる場所でも育つ観葉植物について『【完全保存版】置き場所別、寒さに強い観葉植物19選』にも紹介していますので、併せて読んでみることをおすすめします。
3.お手頃価格編
ここでは育てやすい観葉植物の条件に加え、ホームセンター、園芸店、100円ショップなどあらゆるところで市販されている、手ごろな価格で手に入りやすい観葉植物を紹介していきます。
3-1.ポトス
別名 オウゴンカズラ
乾燥:普通
耐陰性:普通
耐寒性:5℃以上
初心者にも育てやすいスタンダードな人気の品種です。色んな品種があり、葉に黄色や白の斑が入ったものなど、部屋の印象を明るくする事ができます。寒さは苦手で5℃以上は確保しましょう。植替えをする際に根を傷めてしまうと、菌が入りやすいので要注意です。
ツルが延びてきたら、切って水にさすだけで、どんどん成長します。
ポトスに関心のある方は観葉植物初心者におすすめ!ポトスを思いっきり楽しむ5つの方法におすすめの品種や育て方、飾り方まで幅広くカバーしていますので参考にしてください。
3-2.ヘデラ・へリックス
別名:アイビー
乾燥:普通
耐陰性:ある
耐寒性:ある
アイビーと呼ばれることも多いヘデラ・へリックスは日本の気候にもなじみやすく、耐陰性もあるので室内でも育てやすい品種です。葉の模様や形のバリエーションが多く様々な種類が流通しています。
室内で管理するときは、夏場はたっぷり水やりをし、冬は乾かし気味に管理すると丈夫に育ちます。蒸れには弱いため、屋外で管理する場合、夏の昼間に水やりをするのは避けましょう。
尚、人気が高いアイビーは観葉植物アイビーの魅力を最大に引き出す楽しみ方と飾り方のコツに種類や育て方、飾り方を詳しく掲載していますので、興味がある方は是非そちらもご覧ください。
3-3.パキラ・グラブラ
別名:カイエンナット、発財樹
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:5℃以上
比較的乾燥や過湿にも強く、病害虫にも耐性があり、生命力旺盛で、どこから切ってもすぐ元のきれいな状態に戻るという、まさに初心者にうってつけな観葉植物です。
4.室内日陰編
室内の日陰で育てやすい条件として、以下の5つポイントを満たした観葉植物に絞り込みました。
・日陰にも耐える
・病害虫に強い
・比較的乾燥に強く、水やりのストレスにも強い
・葉が落ちにくい
・形崩れしにくい
これらを満たした観葉植物は日陰になりやすいバス、ベッドルーム、玄関などに適しています。
4-1.アグラオネマ
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:8℃以上
銀青色の斑入りの葉が美しく、耐陰性がとても強い品種です。 寒さと直射日光が苦手ですが、室内で育てる場合はあまり気にならないはず。 水管理もしやすく、非常に丈夫な植物です それほど大きくならないため、長期間にわたって鑑賞ができます。
4-2.アスプレニューム
別名:タニワタリ
乾燥:普通
耐陰性:ある
耐寒性:5℃以上
葉が放射状に豪快に広がるシダの仲間です 耐陰性が強いのが特徴で、暗い場所でも育ち、もともと高温多湿を好むのですが、乾燥にも耐えます。ほっておいても早々枯れることがないその頑丈ぶりは多忙で世話が心配という人にはぴったりです。
直射日光にあたると葉が焼けてしまうため、明るい日陰で育てるのがベストです。
4-3.フィカス・ビンネンディキー
別名:ショウナンゴム、アムステルダム
乾燥:普通
耐陰性:ある
耐寒性:5℃
細長い葉が下垂してつく姿が魅力で、涼しげな印象を与えてくれます。耐陰性があるため、比較的暗い場所でも葉が落ちにくいことから初心者にも育てやすい品種です。葉が乾燥しがちなので、霧吹きなどで葉に水を与えるいいでしょう。
日陰に強い観葉植物はまだまだあります。詳しくは『耐陰性バツグン!!暗い部屋でも元気に育つ観葉植物30選』をご覧ください。
5.ここだけ抑えれば管理に失敗しない3つのポイント
今回ご紹介した観葉植物はいずれも丈夫で育てやすい品種ですが、3つだけ注意点があります。 この3つのポイントだけをおさえることができれば、観葉植物を枯らす確率をグッと抑えることができます。
5-1.水やり
水やりは、土の状態を観察して土が白っぽく乾いたらたっぷり水を与えます。ポイントは土が乾くまでは、水を与えないことです。
土の表面にまんべんなく水をやり、鉢の底から水が流れてくるまで与えてください。
鉢の底に受け皿を敷く場合、受け皿の中に水が残っていると、根が腐り枯れてしまう原因になるため、たまった水は捨てくださいね。かまいすぎてしまい必要以上に水を与え続けてしまうと、植物の根が腐ってしまい枯れてしまいます。
水やりのポイントとして、もう一つ。
水を与える時間帯を自分が水やりできる時間帯に合わせましょう。
そうすることでいつも決まったタイミング水を与えることができるため、植物に過度なストレスをかけることが減ります。
もちろん土が湿っていたら水を与える必要はありません。
観葉植物初心者の方は『観葉植物の水やりで絶対に注意するべき3つのポイント』に更に詳しいを解説をしています。まずは水やりをマスターしてください。
5-2.温度管理
観葉植物の多くは熱帯地方原産のため高温多湿を好みます。日本の夏は高温多湿となるので、観葉植物にとっては生育しやすい環境といえますが、冬の寒さには耐えることができず枯れてしまうことがあります。
冬の室内では10℃以上を目安にしてください。
また、観葉植物の葉にエアコンの風は当てないでください。
エアコンの風を直接観葉植物の葉に当てたりすると、葉が乾燥して痛み、枯れていきます。
窓際などの室温が急に下がる場所には置かないことも大切です。
どうしても寒いところに置きたい!という方は『【完全保存版】置き場所別、寒さに強い観葉植物19選』をご覧ください。
0℃まで平気な観葉植物を多数紹介しています。
5-3.太陽光
植物にとっては太陽光が必要不可欠です。
植物は太陽の光を浴びて光合成を行いそれを栄養エネルギーに変えて生長します。 全く光が当たらない暗い部屋や、室内照明だけでは観葉植物も健全な生長は見込めません。 ときどきは太陽の光を浴びられる明るい場所に移動させてあげましょう。
オススメの場所は、レースのカーテン越しか、窓から離した木漏れ日程度の光がある場所です。
種類によっては直射日光を当てると葉が焼けてしまうことがありますので、明るい日陰で育てるのが一番安全です。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで育てやすい観葉植物をシーン別で紹介してきました。
どんな観葉植物を買うか迷った時はこちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
この記事を最後まで読んでいただいた皆様が、観葉植物をもっと手軽に、そしてセンス良く飾る手助けになれば幸いです。
素敵で参考になるHPを有難うございます。
ありがとうございます。
そう言って頂けると励みになります。
多くの方に観葉植物を楽しんでもらえるよう、価値あるコンテンツ提供を追求していきます。
ホームセンターでミニ観葉植物買いましたがインターネットで見て助かりました今からが楽しみです。これからもたくさんの植物の紹介お願いします。
串田明美様
ありがとうございます。
当サイトの情報がお役にたてたようで何よりです。
これからも様々な角度から最適な観葉植物を紹介していきますので、またご意見をお聞かせください。
初めまして。
アガベの葉が垂れてしまいました。
何が原因でしょうか?
もう元には戻らないんでしょうか?
宜しくお願いします。
望月様
種類が多いアガベなので、特定できなければはっきりとしたことは申し上げられませんが、アガベの葉が垂れてくるのは、日照不足が原因であることが多いです。
アガベは基本的に直射日光や寒さに強いものが多いので、ベランダなどの日当たりの良い場所で育てるのがいいでしょう。
一度垂れてしまった葉が元に戻ることはありませんので、付け根から切り落として、直射日光によく当てて、新芽が出てくるのを待つのがベストです。
注意点として、アテヌアータのように直射日光や寒さに若干弱い種類も存在します。
お持ちのアガベの種類がそのような環境に強いことを確認して、管理をしてください。
逆に育てにくい植物はなんですか?
ゆっこ 様
メッセージありがとうございます。
育てにくい観葉植物ですね。
育てにくいというより育成が難しい観葉植物をあげればきりがないように思います。
どの観葉植物にもそれぞれの特性があり、寒さ・暑さに弱いや乾燥に弱い、逆に用土湿った環境にあると腐ってしまうものや、暗さには弱いなどの弱点が必ずあります。
その弱点である環境下で、植物を育成されると植物は育成が困難、つまり育てにくくなってくるかと思います。
なので、現在お持ちの観葉植物、また今後育成をお考えの観葉植物の特徴・弱点をしっかり把握しておくことで、それぞれの植物の特性に合った置き場所や環境を確保してあげることができると共に、環境に合わない(育てにくい)観葉植物を回避することができるのではないでしょうか。
観葉植物の育成において、その植物の原産地の環境を知り、その原産地に近い環境を作ってあげるよう心掛けるこがとても大切になってきます。
ゆっこ様のご質問の内容からは若干逸れた回答にはなってしまいましたが、今後の観葉植物育成のヒントになれば幸いです。