プロが選ぶオフィスデスクに最適な観葉植物20選と5つの理由

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オフィスのデスクに飾った観葉植物が、”気が付いたら枯れていた”という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

また、枯らさないまでも、大きく育ちすぎて邪魔になったり、葉が落ちて逆にストレスを感じることも少なくないようです。

環境に適した観葉植物を選ぶことで、このような問題は簡単に改善することができます。




今回は観葉植物の専門家として、オフィスデスクに最適な観葉植物を厳選して20種紹介していきます。

掲載している観葉植物を選ぶことで、日頃のストレスから解放されて、みずみずしい植物を長期にわたって楽しむことができるようになります。

1.オフィスのデスクに最適な観葉植物20選

 1-1.ポトス

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ポトスは初心者にも育てやすい観葉植物です。色んな品種があり、葉がライトグリーンの“ライム”や白の斑が入った“マーブル”、品種改良から生まれたポトス・エンジョイなどがあります。

1-2.アグラオネマ

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銀青色の斑入りの葉が美しい「シルバーキング」が有名。
写真・左は「アグラオネマ・プシュードブクテアツム」という日陰にも長期間耐えられる品種です。他にも写真・右のようにとても鮮やかな葉を持つ「アンヤマニー」という種も存在します。

1-3.ディフェンバキア

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葉色が鮮やかで、種類も豊富。
写真・左はくっきりとした模様が印象的な「トロピックスノー」。右は鮮やかなグリーンが美しい「カミーラ」。

1-4.アスプレニウム

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葉が放射状に豪快に広がるシダの仲間です。もともと高温多湿を好むのですが、乾燥にも耐えます。ほっておいても早々枯れることがないその頑丈ぶりは、多忙で世話が心配という人にはぴったり。

1-5.プテリス

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プテリスは葉の色が淡い緑色からグレイがかった緑色まで、バリエーション豊富なシダの仲間です。
空気の乾燥を嫌うので、霧吹きなどで葉水を与えてあげると良いでしょう。

1-6.シンゴニューム

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カラーバリエーションが豊富で可愛らしい。乾燥に強く、根腐れにも強いため重宝します。
茎が伸びてきたら、根元からカットしてあげると、また新しい芽が出てきます。

1-7.オキシカルジューム

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アグラオネマに次いで日陰によく耐えるオキシカルジューム。生長は早いですが、下に伸びるためあまり気にならないはず。
葉に黄色の斑が入る“ブラジル”や、ライトグリーンが美しい“ライム”などがおすすめ。

1-8.フィロンデンドロン“マレービューティ”

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 色が鮮やかで丈夫な品種。あまり枯れたところを見かけません。
他にも「インペリアル グリーン」や「インペリアル レッド」などの名前で販売されていることもあります。

1-9.フィロデンドロン・セローム

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野性的な気根と深く切れ込みが入った大きな葉が個性的。

1-10.ペペロミア・グラベラ

 葉にイエローの模様が美しい品種。日陰や乾燥に対して実に強い。鮮やかなグリーンの種と写真・右のように、黄色の斑が入った種があります。

1-11.エレンダニカ

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ふんわりとしたシックな雰囲気を持つエレンダニカ。つる性なので、上に伸びて行くことはありません。

1-12.カラテア

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写真・左は葉に独特の模様が入る「マコヤナ」という品種。種類により色々な模様が楽しめることも魅力の1つ。

1-13.ホヤ・カルノーサ(サクララン)

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厚みのある葉と、淡い桜色の花を咲かせることからサクラランとも呼ばれます。
カルノーサのほかにも、写真・右のハート形葉を持つ“ホヤ・カーリー”が人気。
ほっておいても元気に育つため、面倒な手入れが苦手な方におすすめ。

1-14.アロエ

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スタイリッシュな雰囲気を持つアロエ。品種も豊富で、水をあまり必要としません。暗さにも強く生長も遅い為、デスクの上におすすめです。

1-15.ワーネッキ・コンパクタ

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写真左はデレメンシス‘ワーネッキ’、右はライム色の斑が非常に美しい、デレメンシス‘レモン・ライム’。

1-16.ガジュマル

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幸福をもたらす精霊が宿っているといわれるガジュマル。
どんな環境でもなじみやすいため、とても育てやすいのが特徴です。

1-17.サンスベリア“ハニー”

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サンスベリアの中でも小ぶりで育てやすい“ハニー”。
あまり大きくならないので、飾る場所には困りません。

1-18.オリヅルラン

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涼しげでシャープな印象のオリヅルラン。
繁殖のために四方にランナーと呼ばれる花茎を伸ばします。その先についた子株がまるで折鶴のように見えることから、この名前が付きました。

1-19.テーブルヤシ

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 ヤシ特有の南国なイメージと光沢のある美しい葉、風に揺れる涼しげな雰囲気が人気。
卓上サイズであまり大きくなりません。写真・右のように、鉢を籠(カゴ)や白などにすることで、より爽やかさが増します。

1-20.スパティフィラム

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光沢のある葉と白い花が特徴で、明るい日陰で育てると年中可愛らしい花を咲かせます。

2.オフィスのデスクに適した5つの条件

ここまでに紹介した観葉植物は、オフィスのデスクに最適な5つの条件を満たしています。
今後、観葉植物を選ぶ際の基準になると思いますので、参考にしてみてください。

2-1.日陰に強い

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観葉植物は適した“明るさ”を満たした場所に置くことで元気に育っていきます。

観葉植物は種類によって必要な“明るさ”が異なります。

オフィス内は直射日光が当たることが少なく、蛍光灯で明るさを保っている場合が多いため、“日陰”の明るさになります。
そのため“日陰”に強い観葉植物を選べば、長期にわたって元気に育てていくことができます。

2-2.大きくなりすぎない

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デスクの上は限られたスペースしかありません。そのため成長が早く、大きく育つ植物は向きません。

成長速度が緩やかで、なるべくサイズが変わらない観葉植物が適しています。

2-3.葉がぽろぽろ落ちない

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観葉植物は環境に適した葉を出すために、古くなった葉を落とそうとします。
新陳代謝のようなもので植物に悪い影響はありませんが、掃除が大変です。

なるべく葉が大きいものや、葉落ちが少ない観葉植物が適しています。

2-4.水やりの手間が少ない

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観葉植物は種類によって与える水の量が異なります。
水やりの手間が少ない植物を選んだほうが、後々管理が楽になります。

ただし、乾燥に強ければいいというわけではなく、水を与えすぎると根腐れをして枯れてしまう種類もあります。(サボテンや多肉植物など)

そのため「乾燥に強く、根腐れにも強い」両方の条件を満たしている観葉植物が、水やりの手間が少ないといえます。

2-5.葉の色が鮮やか

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葉の色が鮮やかな観葉植物は見ているだけで気分をリラックスさせ、目の疲れを癒してくれます。
パソコン業務で疲れたとき、色彩で目の疲れを癒してくれるような、鮮やかな葉色の観葉植物が適しています。

これらの条件を満たした観葉植物であれば、長期にわたってストレスなく育てていくことができます。

3.観葉植物を元気に育てる2つのポイント

続いて、上記で紹介した観葉植物を元気に育てるためのポイントを2つに絞って教えます。

①正しい“水やり”をする。
②こまめに換気をして“風通し”を良くする。

これだけで大丈夫です。

観葉植物は“日光条件”、“温度管理”、“正しい水やり”、“風通し”の4つのポイントを満たすことで元気に育ちます。

→参照:元気な観葉植物の育て方4つのポイントとよくあるトラブル対処法

ここまでに紹介した観葉植物は、オフィス環境に合った日陰に強い観葉植物を選抜しているため、すでに”日光条件”を満たしています。

また、オフィスは空調設備で温度がある程度一定に保たれているため、必要な”温度条件”も満たしています。

そのため“正しい水やり”と“風通し”という2つのポイントを守るだけで、元気に育っていきます。

3-1.正しい水やりのポイント

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水やりは「土が乾いたらたっぷりと与え、受け皿に水をためない」こと。

このルールを守れば、基本的にどんな観葉植物も元気に育てることができます。

あいまいな表現なので、もう少し分かりやすく2つのポイントに絞って説明します。
・はっきりした水やりのタイミング
・はっきりした水やりの量

3-1-1.水やりのタイミング

水やりのタイミングは「土が乾いたとき」もしくは「土が白っぽくなったとき」です。
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上の写真で①が土が乾いた状態です。
表面はさらさらしていて、土の表面や土の中を指で触っても湿っていない状態です。
この時が水やりのタイミングです。

②が水を与えた後、もしくは土が湿っているときです。

指で触ると湿っているのがわかります。

「土が乾いてから水をやる」ということは、逆に言うと「土が湿った状態では水をやらない」ということです。

これは頻繁に水を与えすぎて常に土がジメジメと湿っている状態だと、根が酸素不足に陥り、腐って枯れてしまうからです。

土がしっかり乾いてから水やりをするのは、植物の根を健全に育てるためでもあります。

3-1-2.はっきりした水やりの量

続いて「たっぷり水を与える」というのは、”鉢底から水が流れてくるまで水を与える”ということです。

写真で説明します。

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受け皿や、鉢カバーの中に水が浸みだしてくるまで水を与えます。
そのあと受け皿にたまった水は捨てます。

鉢底から水が流れるまで水やりをする理由は2つです。

・根のすみずみまで水を行き届かせるため。
・水を通して根が呼吸するための新鮮な空気を入れ替えるため。

こうすることで根が健康に育ち、葉もイキイキと茂ってきます。

逆にいつも土がジメジメ湿った状態か、受け皿に水が溜まった状態だと、根が呼吸できなくなり、腐ってしまいます。
根が腐れば、当然葉や茎も枯れてしまいます。

今回紹介した観葉植物は、根腐れに耐性がある種類が多いので、あまり心配する必要はありません。
ただし限度があるのでほどほどに。

補足:葉水を与える

乾燥しがちなオフィス内で、水やりとセットで覚えておきたい“葉水”。
“葉水”は霧吹きスプレーを使って、葉に直接水を吹きかけることを指します。

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葉水はつやのあるイキイキとした葉を育て、病害虫を防ぐ効果があり、湿度調整ができるようになります。
ポイントは、葉だけでなく茎や幹にも霧吹きをすること。

観葉植物の多くは熱帯湿潤地帯に自生しています。幹にも霧吹きをすることで、その環境に近づけることができます。

こうすることで根で吸い上げられない水分を全身で受けることができるため、丈夫で病害虫への耐性がある観葉植物に育ってきます。

葉水は毎日与えることでさらに元気になります。

3-2.風通し

観葉植物は風通しのよい部屋に置いておくと、元気に育ち、病害虫の予防にもなります。
逆に、閉め切った部屋で、空気の流れが滞留するような場所では、どんなに明るい場所であっても、観葉植物は元気がなくなってしまします。

この条件は意外に忘れがちで、「明るさ」、「水やり」、「温度条件」を満たしていながら、植物が弱っていく原因の一つになるので、ぜひ押さえておいてください。

日頃心掛ける管理法としては、観葉植物を飾っている部屋の窓を開けて、風通しを良くするか、こまめに換気をして空気の入れ替えをするようにすれば大丈夫です。

ここで紹介したポイントを良く守っていれば、長期間にわたって観葉植物を元気に育てることができるようになりますので、初心者の方も安心して育てることができます。

4.オフィス内の観葉植物が与える嬉しい7つの効果

続いて、観葉植物がオフィス(職場)環境に与える効果についても簡単に紹介しておきます。

①空気を浄化してくれる。
②湿度を調整してくれる。
③目の疲れを癒してくれる。
④心をリラックスさせ心身ともに癒してくれる。
⑤モチベーションを向上させてくれる。
⑥ストレスを軽減してくれる。

これらの効果は様々な研究機関の実験結果に基づくものですが、具体的な実験結果については割愛し、簡単に紹介しておくにとどめておきます。

→参照:実証済み!観葉植物が持つ空気清浄効果と意外な6つの効果

4-1.空気を浄化してくれる

観葉植物には、人体に有害な物質を吸収したり、カビバクテリアなどを抑制し、空気をきれいに保つ力が備わっています。

4-2.湿度を調整してくれる

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観葉植物は葉から水分を放散し快適な湿度に調整する力を持っています。

これを蒸散作用といいます。
植物が放出する水分は完全な蒸留水なので雑菌のないクリーンなもので、この蒸散作用は乾燥しがちな場所でのドライアイを軽減してくれます。

4-3.目の疲れを癒してくれる

植物を眺めると視覚疲労を軽減することができます。
また先の湿度調整効果によりドライアイも軽減されるのも観葉植物ならではのポイントです。

4-4.心をリラックスさせてくれる

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植物は眺めているだけで、私たちの気分をリラックスさせる力があります。
これは植物が目に入る環境下で、人の脳波からアルファ波が増幅されるという実験結果に基づいています。

アルファ波は血圧を低下させ、筋肉の緊張をほぐし、リラックス状態にさせる効果を持っています。

4-5.モチベーションの向上

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植物(緑)を見ると緊張状態の精神をリラックスさせ、血圧が下がり、呼吸が落ち着き、気分が晴れることが様々な研究で実証され、結果としてモチベーションや集中力を大きく向上することが分かっています。

4-6.ストレスの軽減効果

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観葉植物や室内緑化のような効果的、継続的な方法によって職場の環境が改善されることによって、職場で働く人達が心身共にマイナスな影響を受けることが減っていきます。

これらの植物による癒し効果、空気清浄効果が、職場の満足度や雰囲気を飛躍的に向上させることにつながります。

以上が観葉植物が与える嬉しい効果です。

室内に置く観葉植物の数が多ければ多いほどその効果は大きくなることが分かっています。

デスクに置くサイズは小さなものですが、それでも観葉植物にはこれだけの力を持っていることを知っていると、そばに置いておくことがうれしくなってきます。

5. 手間なくオフィスで観葉植物を楽しめるレンタルサービス

ここまでオフィスに最適な観葉植物をご紹介してきましたが、自分で設置・手入れを行うのは一苦労ですし、通常業務に追われて植物の世話どころではないという人も多いでしょう。

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これからオフィスに植物を設置を検討している方、すでに自分で設置しているが世話が生き届かず枯らせてしまうという方は、レンタルサービスを利用することをオススメします。

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6.まとめ

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観葉植物は仕事の合間にわずかな癒しを与えてくれる貴重な存在ですが、環境に合わないものを選ぶと、いつの日かストレスのもとになり、観葉植物を断念することもあると思います。

ここで紹介した観葉植物であれば、長期にわたってストレスなく育てていくことができますので、一度断念したことがある方も、是非もう一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。



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