LINE株式会社ファシリティマネジメントチームマネージャー
野村知之様
社員数急増のため複数に分かれていた拠点を1カ所に集約した移転で、大胆なオフィス緑化を取り入れたLINE Fukuoka株式会社様。
LINE株式会社の100%子会社で、2億2000万人(2016年6月現在)が利用するコミュニケーションアプリ「LINE」を始め、モバイル上のユーザーニーズに応える様々なサービスを両社で生み出し展開しています。
その会社が考える「オフィスづくり」について、LINE株式会社 ファシリティマネジメントチーム マネージャー野村知之様にお話を伺いました。
LINEのミッションに忠実に「人と人の距離を縮められないか」
― 今回のオフィスのコンセプトやビジョンなどをお聞かせください。
「人と人との距離を縮める、人とモノ・サービスとの距離を縮める。」というキーワードが今回の計画の中にありました。
オフィス内で人が集まる場所・交流する場所は、やはり受付やカフェです。
受付は外部の方との最初の交流場所になります。また、カフェでは社員同士が交流したり、人を招いてイベントをしたり、我々からも情報を発信する場所であり、人と情報が集まる場所です。そのような場所で、人と人、人と情報の距離をより縮める手段としてオフィス緑化に取り組みましたが、LINEらしさを十分に体現できたのではないかと感じています。

Entrance Space
エントランススペース
―コンセプトに沿ったオフィスを創りあげることで、社員さんへ期待することはありますか。
空間が変わると行動が変わり、意識が変わる。
新オフィスに移転してまだ2か月(インタビュー時)ですが、徐々に使い方に慣れてきたので、これからの社員の行動や意識に、さらに良い変化が起こることを期待しています。
また、もっと新しい空間の使い方が生まれることも期待しており、それは働いている社員ひとりひとりの意識が変わった結果、生みだされるのだと考えています。
コミュニケーションスペースは、木陰を連想させる「意識を変えられる空間」
― 今回、大きな観葉植物を設置しましたが、活用方法や意図していたことがあればお聞かせください。

Communication Space
コミュニケーションスペース
執務空間とコミュニケーション空間という区切りをしております。
執務空間では、ひとりひとりが主体的に仕事に取り組める環境作りを意識しています。
デスクでの業務のほか、話し合いや、モニターを使って打ち合わせをするときは会議室でしっかりやる。それに対して、コミュニケーションを意識した空間は木陰のような場所で気軽にアイデアを出し合える場を意図しました。
そこにいると気付かないうちにリラックスすることができ、「意識を変えられる空間」を作るという意味でも、観葉植物は効果的だと思っています。
Partition
パーテーション
― 休憩スペース、カフェコーナーなど、それぞれのスペースにはパーテーションとして緑が配置されていますが、実際に社員さんの反応はいかがですか?
限られた空間を区切るときに観葉植物はとても効果的です。
やはりパーテーションに比べてスペースが広く感じられますし、観葉植物が目に入るとリラックスできたり、空間全体の緊張感が和らいだりします。特に休憩スペースではそのような効果を期待していました。
LINE株式会社の渋谷へのオフィス移転時に、そういった植栽の計画があったのですが、最後までやりきれなかったところがあって、今回こそは社員のためにもオフィス緑化をしたいという気持ちがありました。
実際に観葉植物を配置することで、心が安らぎ、コミュニケーションが円滑にできる空間として進化していると感じています。
― 12階には壁面緑化を導入されましたが、実際に入れてみて、導入前と導入後で何か感じ方が変わったことや、期待していたことなどはありますか?
レンガ風の壁と壁面緑化の組み合わせが非常に面白く、贅沢な雰囲気になりました。
近くにはリラックスしながらコミュニケーションをとれるスペースもあり、くつろぎながらアイデアを出す社員も増えているようです。
今後人が増えればさらに効果を発揮していくと思います。
全体を通して、観葉植物が配置されている場所はどこも綺麗にまとまっており、大変好評です。

Hallway
廊下
結果的に最も評判のいいオフィスに
― 今回のオフィスづくりの中で取り組んでよかったことは何でしょうか

今回のオフィス緑化の中でも特に特筆すべきは、広い空間を柔軟に活用していることでしょうね。福岡でこの規模はなかなかないのではないでしょうか。また、観葉植物の配置についても以前のオフィスでは実現できなかった部分を特に意識して、今回やっと実現することができました。
そのため、現状ではLINE全体で見ても、最も評判が良いオフィスになりました。
今後作られるオフィスでは、これらの経験をもとに、さらに進化させたオフィス緑化に取り組んでいきたいと思います。
社員が力を発揮しやすい環境づくりを目指す
― 人材採用の観点から特に意識していることはありますか
採用を強化しているエンジニア職においては、エンジニアの皆さんが力を発揮しやすい環境づくりを目指して、様々な試みを行っています。
例えば、一人当たりのデスクの幅を160㎝とりスペースを広くすることで作業をしやすい環境を整えたり、昇降式のデスクを導入し、疲労時には立ち上がって気分を変ることができるなど。
また緑のあるカフェで仕事ができたり、ブース席で仕事ができたりと、いろいろなところで仕事ができるような柔軟な空間にしています。
このようにのびのびと仕事ができる環境を整えて、豊かな発想や想像力を後押しできるような空間づくりを意識しています。
関東ではIT各社、オフィス緑化を含め、このような取り組みをする会社も増えてきているのですが、福岡でこの規模はまだまだ少ないといえるでしょう。
そういった意味では九州、福岡でも、サービスはもちろん、オフィスの在り方においてもLINEというブランドを今後も発信していける。そういった意識で取り組み続けたいという思いがあります。
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