失敗しないパキラの植え替え方法と、抑えるべき3つのポイント

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このサイトにたどり着いた方の多くは、パキラの元気がなくなってきて、いよいよ植え替えを決意した方が多いのではないでしょうか。

植え替えをしないまま3年もたつと、パキラは根詰まりをおこして徐々に弱ってきます。長期にわたってパキラを美しく育てていくためには植え替えは必須といえます。

ですがパキラに限らず、どんな観葉植物でも植え替えは面倒で、失敗のリスクがあり何となく避けたくなりますよね。
いざ挑戦するからには「失敗しない植え替えの方法をはっきり知りたい。」そうお考えではないでしょうか。



そんな声にお応えするために、ここではパキラの植え替えの手順と失敗しないための3つのポイントを紹介します。
この手順通りに進めると失敗の可能性がぐっと低くなります。
ぜひ参考にしてください。

目次

1.パキラの植え替えのタイミング

2.パキラの植え替えで失敗しないための3つのポイント

3.パキラの植え替え手順

4.植え替えをせずに土を入れ替える方法

5.ハイドロカルチャーの植え替え

6.まとめ

1.パキラの植え替えのタイミング

まず植え替えが必要かどうかを知るために、以下の状態になっているかをチェックしてみてください。

 ・鉢に対して株が大きく生長しバランスが悪くなっている
 ・購入して2年以上経過している
 ・鉢底の穴から根が張り出している
 ・水を与えても土にしみ込んでいかない

一つでもチェックがつけば植え替えのタイミングです。

パキラは生長が早く、鉢の中がすぐに根でいっぱいになってしまいます。
鉢の中で根でいっぱいになると、土の中の酸素が不足し、根が腐ったり、土の中の養分が不足し葉の色が悪くなったりします。
そこで上記のような兆候が見られたときが植え替えのタイミングになります。

2.パキラの植え替えで失敗しないための3つのポイント

パキラを植え替える際に以下の3つのポイントを抑えれば失敗の可能性がぐっと下がります。

1.植え替えは適した時期に行う

2.パキラに最適な土を選ぶ

3.バランスにあった鉢を選ぶ

それでは見ていきましょう。

2-1.植え替えは適した時期に行う

植え替えに適した時期は5月中旬から9月中旬まで。

植え替えで一番重要なのは時期です。それ以外の時期に植え替えるとパキラは弱ってしまい、枯れることもあります。
適した時期を過ぎていれば、無理して植え替えをせず次の植え替え時期まで待ってください。

2-2.パキラに最適な土を選ぶ

パキラは最適な土を入れ替えてあげることでより元気に美しく育っていきます。
慣れないうちは園芸店で市販されている「観葉植物の土」を選ぶといいのですが、自分で土を作りたい方は次のような方法で配合してください。

① 赤玉土小粒7:ピートモス(腐葉土)3
② 赤玉土小粒7:ピートモス(腐葉土)2:軽石1

この割合で均等に土を混ぜてオリジナルの土を作って植え替えのときに古い土と入れ替えてください。

パキラは保水性があり、腐植質にとんだ土を好む性質をもっています。そのため、腐葉土やピートモスを多めに混ぜた用土がとても生育には適しています。
また赤玉土に無菌で清潔なピートモスなどを混ぜて使うとコバエやカビが発生しにくいのも利点です。
土の配合は手間がかかりますがそれだけの価値はあるといえます。

2-3.バランスにあった鉢を選ぶ

植え替え時にはひと回り大きい鉢に植える。

購入して2年ほどたつと、根も幹もそれなりに成長しているはずです。そこでひと回り大きい鉢に植え替えます。
目安は今植えてある鉢の直径から3㎝大きい直径の鉢を選びます。
観葉植物の鉢は規格が決まっており、1寸や1号と呼ばれ3㎝ずつ大きくなります。(1寸は約3㎝)

もし今の鉢が15㎝の直径であれば5寸もしくは5号の鉢ですので、直径18㎝の6号鉢に植え替えましょう。

ただし、大きすぎる鉢はNG!です。ひと回りより大きな鉢に植えると、土の量に対して根の量が少ないので、吸い上げる水の量が少なくなり、鉢土がなかなか乾きません。そのため根腐れを起こしてしまいます。

また根が鉢壁になかなかぶつからないため、あまり枝分かれせず、根の量が少ない弱々しい株になってしまうからです。
こういった理由から一回り大きい鉢に植え替えることを基本にしてください。

これ以上株を大きくしたくない場合は、幹や茎を切ってサイズを調整して、根を整理し、同じサイズの鉢に植え替えます。

3.パキラの植え替え方法

それでは実際に植え替えをしてみましょう。
まず準備するものは「観葉植物の土」か「オリジナルで作った土」、よく切れる根切りばさみ、水を通すためのジョウロ、一回り大きな鉢、移殖ごて(小さなスコップ)を用意します。

植え替えセット

そして以下の手順の通りに進めてください。

3-1.根を整理する

まず鉢から根鉢を丁寧に抜きます。

1
鉢から抜き取ると、枯れた根や古い土があるので、手でほぐしながら取り除きます。

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土は全て綺麗に取り除くのではなく、軽くほぐして取れる程度(全体の1/3くらい)で結構です。
根が簡単に崩れる場合は、古い土を多く落としても構いません。

3-2.植込み

鉢のサイズはひとまわり大きな鉢にして下さい。排水をよくする為に鉢底にボラ土や軽石を2~3㎝(10号鉢の場合です、7号鉢のときは2㎝ぐらい)入れます。
その際に、鉢に大きな穴が空いていれば、石や土が落ちないように、鉢底用のネットを敷いてください。

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その上に土を3㎝程度、薄く敷きます。

5根を整理した植物を入れ、植木の向きや、傾きが無いよう根の隙間に土を入れていきます。6
根は細かく、なかなか隙間に土が入り込まないので、鉢を軽く叩き、隙間が無い様、丁寧に入れてあげて下さい。
土を入れる高さの理想は、鉢のふちより4㎝下(10号鉢の場合です。7号鉢のときは3㎝下)までです。
これは水が溜まる水しろを作るためです。

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3-3.水遣り

土を入れ終わったら、まんべんなく水遣りをします。
幹を前後左右にゆすりながら水やりをしてください。根の隙間に入り込めなかった土が、隙間にどんどん入り込んでいきます。

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水やり後、素早く水がひけば、問題ありません。水やり後に土が沈んでいけば、新たに土を足してください。

3-4.植え替え後の養生

植え替え後の一番重要なポイントは養生です。これを失敗すると枯れることがあります。
養生のポイントは以下の4つです。

 ①風の当たらない明るい日陰に置くこと
 ②水やりは土が乾いてから与え、代わりにこまめに葉水を与えること
 ③肥料を与えないこと。
置く場所をあちこち変えず、なじませること

①植え替えをした直後の観葉植物は、人間でいうと手術が終了したばかりの状態でとても弱っています。
できるだけ直射日光は避け、一週間ほど風の当たらないレースのカーテン越しの場所に置きます。

②根が水を吸えない状態ですので根腐れしやすくなっています。水は土が乾いてから与える程度にしてください。
その代り、こまめに葉水を与えてください。

植え替え直後の肥料はNG!胃を切る手術をした直後に豪華な料理を大量に胃に入れるようなもので、下手すると死んでしまいます。

④植え替えたパキラの休ませるために環境を変えないで同じ場所で管理をしてください。

一週間ほど経ったら元の置き場に移動していつも通りの管理にもどしてください。

以上が、植え替えの手順です。

このサイトを見ながら植え替えをされた方は、本当にお疲れ様でした。
これでパキラも元気に育っていくこと間違いなしです。

4.植え替えをせずに土を入れ替える方法

植え替えが必要なのはわかったけれど、鉢が大きくてなかなか植替えが出来ないという方へ。
増し土という方法を紹介します。
鉢の上から用土を4~5㎝(10号鉢の場合です。7号鉢の場合は3㎝程度)掻き取ります。

この時に根をあまり傷めないよう気をつけて下さい。

土を取った部分に「オリジナルブレンドの土」か、市販の「観葉植物の土」を入れます。
入れ終わったら、馴染ませる為に水やりをして終了です。

とっても簡単です。

この方法は土の中の不足した養分を補うための方法で、応急処置なのですが、これでしばらくはパキラも元気に育ちます。

でも根詰まりの解消はできないため、後々は植え替えにチャレンジしてください。

5.ハイドロカルチャーの植え替え

土の植え替えはわかったけれど、ハイドロカルチャーのパキラを育てている方は「同じ方法で大丈夫なの?」と気になるところですね。

ハイドロカルチャーと土のパキラは植え替え方法が全く異なります。

5-1.ハイドロカルチャーのパキラの植え替えのタイミング

まず植え替えが必要かどうかを知るために、以下の状態になっているかをチェックしてみてください。

 ①購入から1年以上経過している。

 ②植え替えの時期は5月中旬から9月中旬

 ③根が黒っぽくなり、根腐れをおこしている

 ④日照不足で元気がない

①ハイドロカルチャーのパキラは根の生が旺盛で、根詰まりを起こしやすいので、1年に1回の目安で植え替えをしてください。

②植え替えの時期は5月中旬から9月中旬までと土の場合と変わりません。

③水をやりすぎて根腐れを起こした場合はすぐに植え替えの必要があります。

④明るさが不足して元気をなくしている場合も、植え替えをすることで元気な姿を取り戻すことができます。

5-2.ハイドロカルチャーの植え替え手順

ハイドロカルチャーの植え替えに必要なものとして、発砲煉石(ハイドロボール、レカトン)もしくはネオコール、イオン交換樹脂材(ハイドロカルチャー専用の肥料)、ミリオン(根腐れ防止剤)、植え替え用の器を準備します

作業手順は以下の通りです。

①根を傷めないように丁寧に器から苗を取り出す。

②根をほぐし発砲煉石を丁寧に落とす。

③長く伸びすぎた根を短く切り、黒ずんだ根を取り除く。

④植え付ける器にミリオンAとイオン交換樹脂材を入れる。
(目安は器の底から2/3程度)

⑤きれいに洗った発砲煉石を適当な高さまで入れ、先ほどの苗を丁寧に植えつける。

⑥割りばしなど使って根の間にも植込み材を詰め込む。

こうして新しい根が出るまでの1~2週間ほど葉水を与えながら管理をしてください。

また、土で育てられたパキラをハイドロカルチャーに植え替えをする場合も、根についた土をきれいに洗い流して同様の作業手順で進めてください。

ただし、土で育った根と、ハイドロで育った根は異なるため、根が入れ替わるのに1週間ほどかかります。
最悪の場合、適応せずに枯れてしまうこともありますので、慣れないときは、見合わせた方が良いでしょう。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。
ここまでパキラの植え替えの手順と失敗しない3つのポイントを紹介してきました。
この方法をマスターすると失敗する方が難しくなるといえるでしょう。

それではまとめます。

1.パキラの植え替えのタイミング

  ①鉢に対して株が大きく生長しバランスが悪くなっている
 ②購入して2年以上経過している
 ③鉢底の穴から根が張り出している
 ③水を与えても土にしみ込んでいかない

2.パキラの植え替えで失敗しないための3つのポイント

 ①植え替えは適した時期は5月中旬から9月中旬
②パキラに最適な土を選ぶ
③ひと回り大きな鉢に植える

3.パキラの植え替え手順

・植え替え後の養生に注意する

4.植え替えをしないときは増し土を行う

5.ハイドロカルチャーの植え替えのタイミング

①購入から1年以上経過したら。
②植え替えの時期は5月中旬から9月中旬
③根が黒っぽくなり、根腐れをおこしているとき
④日照不足で元気がないとき

ここで紹介したポイントを参考に、弱ったパキラをどんどん元気にしていってください。



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コメントはこちらからどうぞ

  1. しおやん より:

    パキラが大きくなりすぎました、もう5年近く植え替えをしていません。現在、植え替えの最適時期から少し外れていますが植え替えをしてもんだいないでしょうか?因みにパキラは会社の事務所のなかにあって、直射日光はあたらない、エアコンの効いた部屋においています。ただし、夜は誰もいないためエアコンは切っています。ご指導ください。

  2. 関根昌子 より:

    現在、直径15CMの鉢を使用しています。
    10年以上前に購入したパキラですが10年は植え替えをしていません。
    でも、新しい葉が毎年出てきます。水はけも良いと思いますが、植え替えをした方が良いのでしょうか?

    1. 石橋瞬 より:

      関根昌子 様
      メッセージありがとうございます。
      パキラを10年以上もの間大切に育てていらっしゃるのですね。
      とても感激いたしました。
      植え替えは可能であればされた方が良いかと思います。
      「以前に比べ土の嵩が減っている」ということはないですか?
      10年以上ですと、根詰まりや、土の中の養分がなくなってしまっていることが考えられます。
      1まわり大きな鉢へ植え替えることにより、土の中の養分も増え、鉢が大きくなることにより根も育成できるスペース増え、今まで以上に元気に育ってくれることと思いますよ。
      ぜひチャレンジされてみて下さい。
      その際わからないことなどございましたら、何なりとこちらまで、メッセージをお寄せ下さい。お待ちしております。

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