
コロコロとした可愛らしい葉が印象的で、見ていて全く飽きない魅力を持った人気の観葉植物「グリーンネックレス」。
ただ、育て方は意外に難しいため「なかなか上手く育てられない」「増やしてみたいけど、どのようにしたら良いのか分からない」「枯れてきたけれど対処法がわからない」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
グリーンネックレスを美しく元気に育てるにはコツが必要です。
そこで、ここではグリーンネックレスを美しく育てるために押さえておきたい3つのポイントや、増やし方、枯れてしまった時の対処法までを幅広く紹介します。
1.自生地から見るグリーンネックレスの特徴
グリーンネックレスとは和名で、「緑の鈴」と呼ばれ、キク科のセネキオ属という属に分類されます。
セネキオ属は世界中になんと2000種類以上あると言われており、グリーンネックレスはその中の1種です。
1種とは言っても下の写真のように、グリーンが美しいグリーンネックレスと、※“斑入り(バリエガタ)”といって、白の模様が入ったグリーンネックレスとの2つが店頭に並びます。
同じく園芸店で見かける品種に「ルビーネックレス(紫月“しげつ”)」があります。この品種はセネキオ属ではなく、「オトンナ属」という全く別の属に分類される為、見た目はよく似ていますが、異なる種類になります。
また、グリーンネックレスの花言葉は「健やかな成長」「青春の思い出」「豊富」。
風水では、寝室や部屋の東南に飾ると「恋愛運アップ」などと言われており、見た目もさることながら、このような縁起の良さも人気の理由のひとつなのかもしれませんね。
そんなグリーンネックレスの原産地はアフリカの南部、ミナビアという所で、壮大な砂漠の景色が広がる乾燥地帯に自生しています。
原産地では砂漠地帯の為、雨期を除きほとんど雨が降りません、そんな環境の中、地面を這うように成長し、特徴的なボール状の葉は、その中に水分を蓄えることができるように、このような姿へ進化をしたと言われているようです。
2.グリーンネックレスを美しく育てる3つのポイント
グリーンネックレスは多肉植物の中でも比較的強く、育てやすいとされています。初心者の方にも、入門種として最適です。
ここでの育て方の3つのポイントをしっかり押さえておけば、まず枯らすことはありませんので、ぜひ参考にしてみて下さい。
まず、グリーンネックレスは過ごしやすい春と秋に生長する、多肉植物の中では「春秋型」と分類されます。
真夏と真冬に休眠するタイプで、下図のような生長サイクルを持っていることを頭に入れておきましょう。
グリーンネックレスの育て方のポイントは以下の3つです。
①夏の直射日光以外は日光にあててあげる
②土が乾いてからたっぷりの水をあげる。
③3℃以上で管理する
たったこれだけです。それぞれ説明していきます。
2-1.グリーンネックレスがイキイキ育つ置き場所
グリーンネックレスを育てるにあたり、一番注意しておきたいポイントは、置き場所の“日当たり条件です。
室内で管理される場合は上の写真の①~④全てのお部屋で管理することは可能です。①・②のような環境のお部屋で管理することをオススメします。
①は日当たりもよくグリーンネックレスが良く育つ環境ですが、6月~8月の特に直射日光が強烈になる季節は、レースのカーテンなどをして優しい光に当ててあげましょう。
③・④のお部屋でも育てることは可能ですが、次第に軟弱な株になってしまい、元気に生長することは見込めません。
そんなときは日光が入る①や②のような部屋へ移動させレースのカーテン越しに1日に4~5時間ほどの日光浴をさせてください。
また4月~11月は屋外での育成が可能です。ただし、真夏時期の西日や直射日光が葉焼けの原因になるため避けてください。
2-2.水やりは土が乾いたらたっぷり与える
次に、グリーンネックレスの水やりです。
グリーンネックレスは乾燥に強いため、1週間水やりを忘れたくらいでは何の問題もありません。
そう聞くと「水やりは簡単」と思いがちですが、グリーンネックレスを枯らす原因で最も多いのが「水やり」によるもの。
水やりは「土が乾いたらたっぷりと与え、受け皿に水をためない」
このポイントだけをしっかりと守っておけば元気に育ちます。
グリーンネックレスは水の与えすぎで根腐れをおこしやすく、簡単に枯れてしまいます。
枯らさないために必要なことは、水やりのタイミングを見極めること。
最初はタイミングがわかりづらいと思いますので、写真で説明します。
左の写真①は、土が乾いた状態。右の写真②が水を与えた直後で土が湿っている状態です。
比較すると一目瞭然ですが、土が乾燥していると白っぽく見え、さらに触ってみると固くなっています。
「この状態になるまでは水を与えないこと!」これを守ってください。
次に、土が完全に乾いたら水を鉢底から出てくるまでたっぷりと与えます。そして受け皿に溜まった水は必ず捨てて下さい。
そのままにしていると根腐れに繋がります。
ここで勘違いしてはいけないのが「グリーンネックレスは水が要らない植物だから水は少しで良いだろう…」と言う考え方。
水を与えるときはたっぷり与え、土が湿っている時は与えない!このメリハリをきっちりとつけましょう!!
また休眠期である夏・冬は水をあまり必要としません。
夏は土が乾いたことを確認してから2~3日
冬は土が乾いたことを確認してから1~2週間
あけてから水やりをすると良いでしょう。
また、グリーンネックレスは葉の様子でも水が不足しているかを判断することができます。
サインは、葉っぱにシワが入り、梅干しのようにしぼんできた時です。その時には水を与えて下さい。
2-3.グリーンネックレスの生育に必要な温度条件
グリーンネックレスは10℃を下回ると生長が止まり、3℃を下回ると枯れます。
グリーンネックレスは赤道に近い国の植物なのですが日本の夏の蒸し暑さは苦手です。また寒さにも若干弱い特徴を持っています。
最低気温が10℃以下になると生長がストップし水をほとんど吸いあげなくなります。これは休眠に入った状態です。
ここで気温と水やりのタイミングがとても大切になってきますので、季節ごとの管理方法を見てみましょう。
2-3-1.春・秋
最低気温が10℃を超えた春の4月~6月頃と、最低気温が10℃を下回るまでの秋、9月~11月頃、にかけては、生育期に入り水を必要とします。鉢の中の土が完全に乾いたことを確認して1~2日程明けて次の水やりをして下さい。
またこの時期は上手く育てていると花を咲かせることがあります。花をそのままにしておくと、花に養分が取られ、株に元気なくなってきます。そんな時は上の写真・右から赤い実線部分あたりからカットして下さい。
2-3-2.夏
夏の7月から9月は休眠期に入ります。鉢の中の土が完全に乾いたことを確認して4~5日あけて水やりをしてください。
またこの時期は湿気に十分注意し、とにかく風通しを大切にしましょう。
水をあげなくても湿気により根腐れを起こすこともあります。
※夏場の湿気には注意すること。
2-3-3.冬
冬になり再び休眠期に入る12月~3月。屋外での管理は避け、室内へ移動させましょう。そしてこの時期はほとんど水を必要としません。土が乾いてから2~3週間してから水をあげるようにすると十分でしょう。
しかし、室内は暖房のおかげで最低気温が10℃を下回らず休眠に入らないこともあります。
そのような場合は水やり間隔を1~2週間程にしてもかまいません。
ポイント
冬場は室内の置き場所に注意して下さい。日光が当たるようにと窓際に置く場合は、夜には移動させることをお勧めします。夜中の窓際は気温が氷点下近くになることや、結露により多湿状態となり、グリーンネックレスが大幅に弱ってしまう恐れがあるので十分に注意が必要です。
3.グリーンネックレスの植え替え
グリーンネックレスを健全に育てるためには、定期的な植え替えが必須になります。
でも植え替えと聞くとなんだかうんざりする人も多いでしょう。そこで、ポイントを3つに絞って紹介します
3-1.植え替えのタイミングと見極め方
まず植え替えが必要かどうかを知るために、以下の状態になっているかをチェックしてみてください。
ひとつでもチェックが付いたら植え替えのタイミングです。
グリーンネックレスを鉢植えで長く育てていると、鉢土の団粒構造が崩れ、水はけが悪くなり、根腐れを起こしやすくなります。
また土の中の栄養素が減ってしまい、生育も悪くなってしまいます。そのためグリーンネックレスは定期的な植え替えをする必要があります。
特にグリーンネックレスは、植え替えをすることで順調に育っていく植物ですので、できれば毎年一回は植え替えを行いましょう。
3-2.植え替え時におさえておきたい3つのポイント
植え替えは以下の3つのポイントをおさえれば、失敗することなく元気に育っていきます。
①植え替えの適期は春、3月~4月頃
②植え替え前は水を控える
③適した用土を使う
グリーンネックレス(多肉植物)の植え替えについては「【タイプ別】多肉植物の育て方4つのポイントとよくあるトラブル対処法」。植え替え方法については「多肉植物の植え替え~【生育タイプ別】元気に育つ3つのポイント~」に写真付きで説明をしていますので、そちらをご参照ください。
4.グリーンネックレスの増やし方
次に、グリーンネックレスの増やし方について見てみましょう。
グリーンネックレスの増やし方には、「挿し木」と「水挿し」2種類があります。
ここでは簡単な写真つきでご紹介しますので、興味のある方は是非とも実践してみて下さい。
4-1.挿し木
挿し木の適期は4月~7月の間です。
手順は意外にも簡単で、以下の通りです。
①グリーンネックレスを写真のように、先から10㎝から15㎝の長さでカットします。
ここでのポイントは、ハサミから雑菌や細菌の侵入を防ぐために、使用するはさみは、必ず熱湯で消毒しておくことです。
②市販の「サボテン・多肉植物用」用土が入った鉢を用意し、カットしたグリーンネックレスを土の上に乗せます。
③矢印のように、グリーネックレスの上に3ヶ所程土をかぶせてあげ、霧吹きなどでしっかり水やりをします。
④あとは、直射日光の当たらない明るい風通しの良い場所に置いて新芽の展開を待ちます。
⑤それからの管理は、用土が乾いたら、霧吹きでしっかりと水をあげること。
⑥上手く行けば1~2ヶ月程でどんどん脇芽が出てきて、半年ほどでした写真・右のようになります。
4-2.水差し
続いては、水差しです。こちらもやり方はとても簡単です。
時期は4月~7月の間に行いましょう。
①先ほどと同じように、先から15㎝~20㎝のところでグリーンネックレスをカットします。
②カットしたグリーンネックレスを、水を張った容器に半分だけつけます。
③中の水が腐らないように毎日水を入れ替え、直射日光の当たらない場所で管理すると、1~2週間で、上写真・右のように、根が出てきます。
④根が出てきたら専用の用土の入った鉢に植え替えて完成です。
5.グリーンネックレスが傷んだ・枯れてきた時の対処法
グリーンネックレスを長く育てていると、上の写真のように根本の部分の葉が落ちたり、数本の株が枯れてきたり、全体的に茶色く枯れてきたなどと、どのように対処したら良いかわからない方も多いのではないでしょうか?
そんな時は「切り戻し」を行います。切る戻しとは、思い切って短めに選定し、新しい脇芽をださせる方法です。
切り戻しの時期は4月~7月の成長期の間に行いましょう。
5-1.中の葉が落ち、見た目が悪くなっている場合
やり方は、下の写真の赤の実線部分から思い切ってカットします。
カットした後は、直射日光の当たらない明るい、風通しの良い場所で管理すると、次第に脇芽が展開し、購入した時のようなモリモリとした株に戻ります。
また、切り落とした部分も「挿し木」や「水挿し」で新たに増やすことが出来ますので、捨てずにとっておきしょう。
「挿し木」「水挿し」については 「4.グリーンネックレスの増やし方」をご覧ください。
5-2.数本が枯れている場合
数本枯れている場合も赤の実線部分からカットします。
カットした後は、直射日光の当たらない明るい、風通しの良い場所で管理しましょう。
またここでのポイントは枯れている部分をハサミで切り、少しでも多く風が当たるようにしてあげると良いですよ。
また、切り落とした部分も「挿し木」や「水挿し」で新たに増やすことが出来ます。
5-3.茶色く枯れてきている場合
茶色く枯れてきたり、色が黒ずんだ緑のようになっている場合は、まだ生きている緑色の茎の部分からカットしましょう。
茶色く枯れた部分や、色が黒ずんだ緑のようになっている部分からは、新しい芽が出てくることは考えにくいですので、残った緑色の部分を活用し、「挿し木」や「水挿し」で新たに増やすことに徹しましょう。
6.グリーンネックレスのおしゃれに飾る3つのポイント
グリーンネックレスを購入して、ポツンと置いておいてもなんだか味気ないですよね。どうせなら、オシャレにかわいくインテリアとしてもグリーンネックレスを楽しみたいものです。
ここではグリーンネックレスをオシャレに飾るコツを3つのポイントに分けてご紹介いたします。
6-1.鉢を変えてみる
まずおしゃれは足元からと言うように、観葉植物も足元の「鉢」で大きく雰囲気が変わります。お部屋の雰囲気、インテリアに合わせて、お好みの鉢に変えることが、おしゃれに飾る1つ目のポイントです。
またグリーンネックレスは垂れるように成長していきます。その特性を生かし、鉢も背の高いものに合わせてみると良いでしょう。他の植物では出すことのできない、プックリとした葉がなんともカワイイオブジェに変身してくれます。

6-2.垂らして飾る
2つ目のポイントは、グリーンエックレスを棚の上や、卓上の隅に配置し、長く伸びたグリーンネックレスを垂らして飾ってみることです。鉢から湧き出るようなグリーンネックレスは存在感抜群で、とてもおしゃれな演出と言えるでしょう。
6-3.見上げるグリーンネックレス
グリーンネックレスを飾るにあたり、是非ともオススメしたいのが“ハンギング(吊るす)”。
上から吊り下げることにより、スペースも取らず、殺風景になりがちな、天井部にもグリーンを持ってくる事ができます。
グリーンネックレスの下へ伸びる特徴を活かしたハンギングは、自然な光を取り込めるグリーンのカーテンになってくれます。
これこそ洗練された癒しの空間にふさわしい飾り方といえるでしょう。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
可愛らしい見た目で人気のグリーンネックレスはコツ知っていれば、いつまでも美しくイキイキと育てることができます。
ここで紹介した育て方や、飾り方を参考に、グリーンネックレスをこれまで以上に楽しんでください。
だいたい分かりましたが
今もう既に根元は茶色く枯れ
垂れ下げてるグリーンネックレスも、段々弱ってきています。
今は、植え替えの時期でもないのに、どうしてあげればいいのでしょうか?
神崎真奈美様
メッセージありがとうございます。
このまま根本が枯れている状態でそのままにしておくと、段々と新芽に向かって枯れが進行してしまう恐れがあるので、時期は悪いですが、茎が緑の部分からカットしてしまいましょう。
そこから、「増やし方」の項でもありましたように、新しく根を出すことを目標に頑張ってみて下さい。
ここで気をつけていただきたいことがやはり温度です。厳しいとはおもいますが、極力10度以上を保てるお部屋で、風の流れがある場所へ移動して様子を見て下さい。また、土も今管理されているグリーンネックレスよりも水遣り回数を減らし、乾燥気味にしてあげると良いでしょう。
春まで、枯れない状態を保つことができれば、新たに根付く確率がグンと上がります。それまでは、こまめに注意深く様子を見てあげて下さい。
さっそく、可愛いポットに植え替えしたいのですが、穴の空いたポットが見つかりません。水切りできないのが心配です。実はハワイに住んでいます。 ブリキカンに穴を開けて見たのですが、他に良い方法ありますか?
ジュンコ 様
メッセージありがとうございます。
ハワイにすんでいらしゃるのですね。毎日色々な熱帯植物が見られてとても羨ましい限りです!
それでは本題に入りたいと思います。
ちなみにそれは室内で鑑賞されるのか、屋外で鑑賞されるかをお伺いしてもよろしいでしょうか?
もし室内であれば、穴の開いていない可愛いポットへ植え替えをするのでは無く「鉢カバー」として使用されてはいかがでしょうか?
通常穴の開いた鉢の場合、受け皿が必要となってきますよね?
「鉢カバー」とはそのポットに植え替えをするのでは無く、今植物が入っているポットごと可愛いポットに入れてしまうということです。
つまり、穴の開いていない可愛いポット自体が受け皿の役目を果たしてくれるということです。
鉢カバーとして使用することで、植物を他のポットへ入れ替えることも簡単になりますし、鉢カバーに溜まった水も簡単に捨てることができるという利点もございます。
当サイトでも鉢に関するコンンテンツを制作しておりますので、お時間がある時にでも是非ご覧下さい。
「観葉植物との相性抜群!オシャレな鉢の選び方5つのポイント」( http://a-t-g.jp/houseplant-pot-6198 )
ジュンコ様のご参考になれば幸いです。
僕ほグリーン
グリーン大好きです。いま、サンスベリアが沢山新芽を出してるんですが
古いのが しおれてる状態なので、育て方を 検索しました。完璧には覚えられなかったように思いますが、頑張って見ます。ありがとうございました。
竹尾 なるみ 様
メッセージありがとうございます。
サンスベリアの古い葉がしおれている時はカットしてあげると良いですよ。
古い葉をカットすることにより、新しい葉に養分が行くので、より健全に成長してくれることと思います。
竹尾様がお持ちの植物が、今後も元気に活き活きと成長してくれることを心よりお祈り致しております。
また、今後とも「A Tropical Garden」を、何卒宜しくお願い申し上げます。
初めまして!こんにちは!植物を育てるのがとても苦手なのですが、
グリーンネックレスはあまりにかわいくてチャレンジしようと思い近所で買いました。
このページを参考にして頑張ってみようと思います。
分かりやすくて助かります。
一つ疑問があるのですが、栄養剤などは要らないのでしょうか?
突然の質問で失礼ですが教えて頂けますと幸せます。
Okinagatarashi 様
メッセージありがとうございます。
グリーンネックレスはコロコロとっした見た目がとても可愛いですよね!
私も大好きな植物のひとつです。
グリーンネックレすは、基本的に肥料や栄養材が無くても十分に育成は可能です。
しかし、成長期の期間は、肥料を与えてあげることで、より活き活きとした株に成長します。
・液体肥料であれば月に1回程、規定量の3/1程度
・固形の肥料(化成肥料など)であれば、規定量の3/1~半分程度
与えてあげると良いでしょう。
肥料や栄養剤を与えすぎると株が腐ってしまう恐れがあるので、曖昧で申し訳ないのですが「薄めに与える」ということが最大のポイントとなります。
是非、実践されてみて下さい。
Okinagatarashis様のグリーンネックレスが、今以上に元気にスクスクと成長してくれることを心よりお祈り致しております。