
多肉植物といえばカラフルでプニプニした可愛らしい姿や、とげとげした豪壮な姿、幹が太く巨大で逞しい姿など、ユニークな姿で古くから多くの人を惹きつけてきました。
ここではそんな多肉植物の魅力に迫り、幅広い角度から多肉植物の楽しみ方や育て方を紹介していきます。
この記事を読むと、多肉植物の奥深い魅力にふれ、未知の世界の植物を知るきっかけになるかもしれません。
6.多肉植物オシャレな4つのアレンジと洗練された飾り方4つのテクニック
関連記事:多肉植物の育て方『【タイプ別】多肉植物の育て方4つのポイントとよくあるトラブル対処法』
多肉植物の種類『多肉植物の種類~彩り豊かな人気種121選とオシャレな飾り方~』
多肉植物の寄せ植え『可愛いすぎる!魅力的な多肉植物の寄せ植えとその作り方』
サボテンの育て方『4つのポイントをおさえるだけ!元気なサボテンの育て方』
1.多肉植物とは
まずは、多肉植物とはどんな植物をさすのかについて、簡単に紹介します。
「押し花にできない植物」、「肉厚な葉や茎に水分を蓄え、乾燥に耐える植物」の総称を多肉植物と呼び、分類上、多くの科の様々な植物が含まれます。
そのため種類は原種だけで1万5千種を超えており、園芸用に交配した品種も含めると2万種を超えるといわれています。
サボテンも多肉植物に含まれるのですが、サボテンはあまりにも種類が多いため、園芸の世界ではサボテンと多肉植物を分けて扱います。
ここでは多肉植物を中心に紹介をしていきます。
2.自生地から知る多肉植物の驚きの姿と特徴
多肉植物は主に南アフリカ、東アフリカ、中央アフリカ、メキシコ、マダガスカル、アラビア半島、カナリー諸島で、姿の変わった珍しい種類が見られるほか、中国、東ヨーロッパの高山、日本を含む世界中に分布しています。
また、多肉植物は砂漠や高山の斜面など非常に過酷な環境で生きているため、一般の植物とは大きく異なり、水分の蒸発を出来るだけ少なくするような姿になっています。
たとえば葉は厚く、丸くなったものや、
茎が太く短いものや
幹が極端に肥大したもの、
茎が球状になり土の中に隠れているものや、
また、茎や葉の表面にワックス成分を付けて水分の発散を防いだり、
葉を繊毛で覆い、霧や夜露を積極的に吸収しようと工夫している種類もいます。
このように、水分の少ない過酷な環境下で生き抜けるように、さまざまな工夫を凝らし、独自の進化を経た植物ともいえます。なんだか感動しますね…
このように様々な形態をした多肉植物ですが、共通して言えるのは、思わず目を惹くようなユニークな姿をしていることです。そのため古くから多くの人を魅了してきました。
実際にその魅力にひかれた人たちは、いったいどんな楽しみ方をしているのでしょうか。
次にその楽しみ方を紹介していきます。
3.好奇心を刺激する!多肉植物3つの楽しみ方
多肉植物の楽しみ方は大きく分けると3つに分かれます。
①観賞用としての楽しみ
②コレクションにする楽しみ
③育てる楽しみ
それぞれの魅力について見ていきましょう。
3-1.見とれるようなインパクト!?観賞する楽しみ
プニプニした色鮮やかな種類や、インパクトのある大型の多肉植物は、寄せ植えや、ガーデンアイテムとしての楽しみ方が一般的です。
3-1-1.寄せ植え
彩り豊かな多肉植物の寄せ植えはフラワーアレンジメント感覚で楽しめ、丈夫で育てやすく、手軽に育てられることから、特に女性に人気があります。
最近では「デコニク」、「オーナメントプランツ」とも呼ばれ、多くの雑誌に紹介されたり、専門店が増えてくるなど、様々な場所で見かけることも多くなりました。
カラフルで美しいですね。
このような色鮮やかな寄せ植えを作って楽しむほか、ガラス容器や小物と組み合わせて、様々なインテリアアイテムとしても手軽に飾ることができます。
透明感があって可愛らしいですね。
多肉植物の寄せ植えは『可愛いすぎる!魅力的な多肉植物の寄せ植えとその作り方』でも紹介しています。思わずため息が漏れるような美しい作品もありますので、興味がある方はのぞいてみてください。
3-1-2.ガーデニングプランツとして
乾燥に強い多肉植物はインパクトのあるガーデンアイテムとしても幅広く活用されています。
自生地を再現した“岩づけ”や、流木に植えこんだオブジェはインパクトのあるガーデンアイテムになります。
そのほか、岩を敷き詰めた“ロックガーデン”や、砂漠の自生地を再現した“デザートスケープ”と呼ばれる庭には、異彩を放つガーデンプランツとして多肉植物が用いられます。
やはり大型の多肉植物は迫力が違いますね。
このような庭はどちらかというと洋風で、近年普及してきたように思われますが、国内でもリュウゼツランと呼ばれる多肉植物は、1970年代まで存在感のある造園材料として出回っていました。
今でも古い民家の庭先で見かけることがあります。
当時はするどいトゲで怪我が絶えなかったのですが、最近ではトゲのない大型多肉植物も出回り始めたので、改めてお庭のシンボルとして植えこんでみてもいいですね。
3-2.垂涎のコレクション!
ユニークな姿をした多肉植物は、種類によって微妙な色や、模様に差異があり、思わず集めたくなる魅力があります。
ここでは実際にコレクションとして人気がある種類と、コレクションのポイントを紹介していきます。
3-2-1.同じ属や科の多肉植物を集める
多肉植物は1つの科や属でも驚くほど種類があり、その姿も色も多様なので、お気に入りの系統に絞って集めてみるのも楽しい。
実際にコレクターにも人気が高い種類を見ていきましょう。
まずは希少種が高額で知られるアガベ。
色鮮やかでシャープな姿がかっこいいですね。
こうして並べてみると、思わず欲しくなるような姿をしています。
続いてエケベリア。
一つ一つの繊細で幻想的な色合いに思わず息をのみます。
カラフルでフリルのある葉はまるでパーティードレスの様な姿ですね。
特にエケベリアは小型種が多いので、省スペースでも100種類ぐらいは容易に集めることができます。
続いて、ちょっと変り種のプセウドリトス。どちらかというとマニアックな種類です。
これ、岩ではありません。
れっきとした多肉植物で、岩肌のような表面とゴツゴツした質感が何とも言えない味わいがあり、一般の方よりも愛好家に人気があるようです。特に時間をかけて株を大きくしていく過程や子株が増えていく様子などが見ていて飽きない魅力を持っています。
これらの多肉植物は、栽培に時間をかけた種類や、色鮮やかで、育成が困難な種類ほど高価になる傾向があります。実際にインターネットや、オークションをのぞいてみるのも楽しいもので、ときどき出品されるレア種の金額にうなることも。
そのほか、定期的に行われる愛好家団体の展示即売会などでも入手可能ですので、興味がある方は知らべてみてはいかがでしょうか。
3-2-2.透明なガラスのような種類を集める
多肉植物の中には砂の中に埋まって、レンズのような葉を頭だけ出して光を取り込み、光合成をする変わった種類が存在します。
ハオルチアや、リトープスといった種類に代表されるその特殊な姿はコレクターに大変人気があります。
太陽の光を浴びてレンズを反射させた姿は眩く輝き、まるでガラス細工のような美しさです。
コレクターでなくても集めてみたくなりますね。
3-2-3.石ころのような擬態植物を集める
砂漠のなかで周囲の石ころそっくりの形になって存在する種類があります。
これを“擬態植物”とよび、コノフィツム、リトープス、ディンテランサス、ラピダリアといった種類に代表されます。
パックマンのような姿をしたものや、おしりのような形をしたもの、消しゴムやグミのような姿をしたものまで様々です。
見れば見るほど不思議な姿をしていますね。こういった種類だけ集めてみるのもおもしろそうです。
3-2-4.花で集める
多肉植物は美しい花や奇妙な姿の花を咲かせる種類も多く存在します。
エケベリア、ユーフォルビア、コノフィツム、リトープスなど、花を咲かせる目的で集めてみるのも楽しみの一つです。
姿に見合わない可憐な花や、変わった質感の花が多いですね。
その他にもガガイモ科の植物は一種独特の花を咲かせることで知られており、愛好家に人気があります。
ちょっとグロテスクですか?
よく見ると、黄色に赤のまだらが散ったような模様の花や、縁取りが黒い唇のような花、全体に毛が生えている花、作り物かと疑うような花まで多彩で、姿のおもしろさだけでなく、魅了される美しさがあります。
このガガイモ科の花は“腐肉臭”、つまり生ごみのような臭いがするものがあり、この臭いでハエをおびき寄せ受粉させる特徴があります。この臭いは一度嗅ぐと記憶に残るほど...
もう一度言いますが、愛好家には人気があるのです。
3-3.一味違う!?栽培の楽しみ方
花を咲かせたり、大きく生長させたりといった“育てて楽しむ”のはほかの植物にも共通しているのですが、ここでは多肉植物ならではの楽しみ方について紹介していきます。
3-3-1.未知の種類への挑戦
多肉植物には、まだ見たこともないような奇妙な植物が多く、そういった種類を育ててみるというのも楽しみの一つ。
たとえば、パキポディウムのような…
これはパキポディウムの自生地での姿ですが、おもしろい姿をしていますね。
こういった植物も鉢植えで育てることができます。
インターネット販売やオークションなどで手に入りますので、挑戦してみてはいかがでしょうか...
また、ソコトラ島に自生するアデニウムなどはまるでSF映画に出てきそうな姿をしています。
思わず目を疑うような姿をしていますね。この極端に肥大した幹に水分を溜めこんで、過酷な環境下で耐えられるようになっています。その独特な美しさは機能美ともよべるもの。
アデニウムも、ときどき園芸店で売られているほか、インターネット販売などでも手に入ります。うまく育ててぜひ“デザートローズ”と呼ばれる美しい花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
このように幹が肥大した多肉植物を、総称して“コーデックス”と呼び、先に紹介したパキポディウムやアデニウムのほかにも、ユーフォルビア、アボニア、ボンバックスを代表に様々な種類が存在しています。
それはもうへんちくりんな…いや、摩訶不思議な姿をしているものばかりです。
見れば見るほど奇妙な姿をしていますが、不思議と見飽きない魅力にあふれています。
それはここまで育つのに歳月がかかっており、見えないながらも植物がすごしてきたストーリーを感じるためなのでしょう。その存在感が見る人を惹きつけるのだと思います。日本の盆栽にも通じるものがありますね。
こうした見たことのないような種類のほかに、多肉植物の中には未だ栽培方法が確立されていない種類も多く、その上、続々と新種が発見されています。
このような植物を育ててみるのも、未知の世界への挑戦ではないでしょうか。
これほど知的好奇心を満たしてくれる植物もほかにはなく、それこそが多肉植物の奥深い魅力だと思います。
3-3-2.増やして楽しむ
また多肉植物は葉挿し、茎さし、種まきなど様々な方法で増やすことができるのも魅力。
多肉植物の新しい芽がでてくる瞬間は何度見ても感動するものです。
葉挿しで芽が出てきた瞬間がこちら。
種まきから赤ちゃんが生まれてきた瞬間がこちら。
何とも可愛らしいものですね。
このように、たくさん増やした多肉植物の苗を寄せ植えの材料にしたり、親しい人にプレゼントするのもいいですね。
ここまで、様々な楽しみ方を紹介してきましたが、いかがでしたか?
実際に育ててみたくなった方もいるかもしれませんね。
そんな方のために、多肉植物の育て方を紹介していきます…が、その前に多肉植物を購入する前の注意点をお伝えしておきます。
4.購入前の注意点
多肉植物を購入する前の注意点は以下の2つ。
①下葉が落ちている株や徒長した株は避ける
②【重要】入手前後で生育タイプを確認する
4-1.下葉が落ちている株や徒長した株は避ける
下葉が落ちていたり、徒長した苗や、元気がなく、さえない色合いの苗は避けたほうが無難です。
水の過不足や、日照不足を起こしている可能性が高いためです。
そういった株はよく見かけるのですが、販売店に対し、種類豊富で育て方が特殊な多肉植物に、そこまで行き届いた管理を求めるのも酷というもの。
そこで入荷直後の新鮮な苗を手に入れてみてはいかがでしょうか。販売員さんと親しくなったら、こっそり入荷時期を尋ねてみるといいかもしれませんね。
また、欲しいものや、探しているものがいつでも入手できるわけではありませんので、お目当ての種類が見つかったときは、根腐れを起こしているなどの極端に悪い状態を除けば、入手した方が良い場合もあります。
4-2.【重要】入手前後で生育タイプを確認する
多肉植物は種類が多く、自生地によって生長する時期に大きな違いがみられ、性質や育て方が異なってきます。
そのため多肉植物は生育タイプを大きく3つに分けて、そのタイプ毎の管理法で育てていくことになります。
ここで3つの生育タイプを紹介しますので、手に入れたい多肉植物がどのタイプかを確認しておいてください。
4-2-1.夏型種
熱帯地方原産で、夏に雨が多く降る地域に自生する種類は、夏に生長が活発になるため「夏型種」と呼びます。
強い日射しを好み、20℃~30℃の高い気温でよく育つ傾向にあります。
代表種は以下の通り。
4-2-2.冬型種
南アフリカの高地に自生している種類や、高山などの気温の低い地域に自生する種類は、冬に生長が活発になるため、「冬型種」と呼びます。日本の夏の暑さが苦手な種類が多く、5℃~20℃の気温でよく育つ傾向にあります。
代表種は以下の通り。
4-2-3.春秋型種
アメリカ、メキシコ、ヨーロッパなどに自生しているタイプで、春と秋に生長が活発になるため「春秋型種」と呼びます。
10℃~25℃の過ごしやすい季節によく生長し、暑すぎたり、寒すぎる時期は休眠する性質を持っています。
代表種は以下の通り。
春秋型種の中にはもともと夏型種に含まれていたものもありますが、昨今の真夏の異常な高温に耐えられず、このグループに分類されるようになった種類もあります。
購入後でも構いませんので、どの生育タイプに当てはまるかを必ず確認しておいてください。
5.多肉植物の育て方
続いて、多肉植物の育て方ですが、前項でもご紹介した通り、多肉植物は「夏型種」と「冬型種」、「春秋型種」で育て方が異なるため、それぞれ紹介していくと膨大なボリュームになります…そのためここでは割愛させていただきます。
育て方については『【タイプ別】多肉植物の育て方4つのポイントとよくあるトラブル対処法』に詳しく掲載しましたので、ぜひ活用してみてください。
6.多肉植物オシャレな4つのアレンジと洗練された飾り方4つのテクニック
マニアックな情報が多くなりましたので、最後に、初心者にも手軽なインテリアの飾り方についてご紹介します。
ユニークな姿と多彩な種類が豊富な多肉植物は、一般の観葉植物より丈夫で育てやすいことから、手軽なインテリアアイテムとしても人気があります。
方法次第でいろんなインテリアを楽しむことができるため、ここでオシャレなアレンジ方法と洗練された飾り方を紹介します。
6-1.多肉植物のオシャレな4つのアレンジ
購入時はポットやプラスチックの鉢に植えられていることが多い多肉植物ですが、アレンジ方法によって更に可愛らしく飾ることができます。ここで4つのアレンジ方法を紹介しますので、活用してみてはいかがでしょうか。
6-1-1.鉢カバーをアレンジ
もともとオブジェのようなシルエットの多肉植物は、鉢カバーが変わるだけでもグッと印象が良くなります。
お気に入りの鉢カバーに植え替えるだけでおしゃれな雰囲気に…。
植え替えに自信がない方は『多肉植物の植え替え~【生育タイプ別】元気に育つ3つのポイント~』で詳しく方法をカバーしているので安心して挑戦してみてください。
どんな鉢カバーにしようか迷った時は、白の鉢カバーに植えるとすっきりします。
多肉植物の色が際立ち、爽やかな印象になりますね。
6-1-2.お気に入りの雑貨に植え替える
鉢カバーに限らず、雑貨やブリキ缶・木製のボウル・マグカップなどに多肉植物を植えても、一味違ったオシャレな雰囲気を演出することができます。
錆ついたブリキなどももアンティークな雰囲気で相性抜群。アイデアを生かし、様々な雑貨でアレンジに挑戦してみても楽しそうです。
6-1-3.ハンギングで飾る
ユニークなシルエットの多肉植物は、天井や壁からハンギングにしてもおもしろい。
ハンギングは水やりの手間が大変になるのですが、多肉植物はもともと乾燥に強いため、水やりの手間が少なくて済みます。
自分で作るのに抵抗があるときは、ハンギングセットで雑貨店で販売されている商品を購入するとよいでしょう。
6-1-4.テラリウム
多肉植物のアレンジで特に人気があるテラリウム。
透明感のある箱庭のような風景が魅力で、雑貨店や園芸店、家具屋で手に入るガラス製の雑貨にピンセットを使って多肉植物を植え込んでいきます。
すでに多肉植物を植えこまれたセット商品も、雑貨店ではよく見かけます。
実際に自分で作ってみたい方は『可愛いすぎる!魅力的な多肉植物の寄せ植えとその作り方』で紹介している「多肉植物の寄せ植えの作り方」を応用しすることで作ることができます。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
6-2.多肉植物の洗練された飾り方4つのテクニック
次は飾り方のテクニックについて紹介します。
多肉植物はちょっとしたテクニック次第で、洗練されたインテリアを演出することができます。
6-2-1.こだわりの一鉢で魅せる多肉植物
個性的なフォルムをしている多肉植物は、一鉢あるだけで十分に存在感を発揮し、グリーンのある空間へとかえてくれます。
特に、中型サイズのアガぺやアロエは存在感抜群です。
このように、モダンインテリアやシックなデザインにも相性が良く、部屋のシンボルとして存在感が際立ちます。こだわりの一鉢を選ぶのも楽しみの一つですね。
6-2-2.窓際に並べて飾る
多肉植物は明るい場所が好きです。窓際に並べて飾れば、日当たり環境を気にすることなく、手軽にお洒落なインテリアを演出できます。
あまり種類にこだわらず、様々な種類を並べて飾るだけでもオシャレな空間になります。
夏場はレースのカーテンで遮光すれば、直射日光に弱い種類も安心して育てることができます。
6-2-3.ダイニングやセンターテーブルに飾る
小型種が多い多肉植物は、場所をとらないためダイニングテーブルなどに飾ってもオシャレ。
毎日目にする場所ですので、土の乾燥状態をチェックしやすいのもいいですね。
6-2-4.ディスプレイにして飾る
多肉植物は一般的な観葉植物とも相性が良いため、固め置きにも向いています。
小型種から中型種を集めて、割と適当に並べたり、固めて置いたりしても、なぜか絵になります。鉢カバーにもこだわると、立派なディスプレイに仕上がりますので、あれこれ試してみるのもおもしろい。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで多肉植物の奥深い魅力について様々な角度から紹介してきました。
多肉植物は、丈夫で育てやすいのも特徴で、インテリアやコレクションなど豊富な楽しみ方が魅力で、入り込みやすいジャンルですが、いっぽうで、まだ見ぬ種類を手に入れたり、手に入れた株を美しく作り込むには長い年月と技術が必要になります。
このように、入りやすく、出口は先が見えないほど奥深いところが多肉植物の魅力でもあります。
この記事を最後まで読まれた方が、多肉植物の魅力を知り、多くの多肉植物に触れるきっかけになれば幸いです。
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